写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

16  ひとり用おせちを求めて高値づかみ

  年末年始、ひとり暮らしなのに新年準備をするわけです。今の街に住んで3回目の年越しですが、田舎に住んでいた頃には手頃なひとり用おせちがあったのに、今の街の方が都会なのになんとなく、適当なひとり用おせちが売っていない、という印象を持っていました。あることはあるのですが、ちょっと物足りなくて、買い足したら今度は量が多くなって、という年越しをしたような気がしていたのです。

 

 そこで昨年末は、いつもの近所の大型スーパーではなく、遠征をして、昔田舎で行っていたところの系列スーパーに出かけてみました。ところが田舎で売っていたひとり用おせちと全く同じものは売っていませんでした。ですが、まあこれならいいかな、と思うひとり用おせちセット(実は2人用、と表記されているのですが、1人で食べ切れそうな分量です)があり、3000円でしたが、物価高だし、せっかく来たことでもあり、こんなものなのだろうと思い、これでいいや、と思って買って帰りました。

 

 ところがその後、その他のお餅や年越し用食品を買うために、改めていつもの大型スーパーに行ったら、さっき買ったひとり用おせちと全く同じ品物が、なんと2000円ほどで売っていました。遠くまで行って同じものを1000円も高値づかみしてしまうなんて、大失敗でした。でも100円や200円ならともかく、同じものが何で1000円も違うのか、むしろ不思議にさえ思いました。 

 

 次の年末は、おとなしくいつものスーパーで買うことにします。まあ、あんまり変な思い込みで行動しない方がいい、という教訓を得たことにしましょう。変なこだわりを持たずに、地元の店にあるものでやりくりして済ませばいいのですよね。このところ金運が悪いのですが、今回もそういうことになってしまいました。