写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

72  函館駅の「鰊みがき弁当」を札幌駅で購入しました

 先日、夕方に札幌に出て、用件を済ますと夜10時近く、夕食を済ませていなかったのですが、この時間になると札幌駅地下街の飲食店は営業していないか、オーダーストップです。ということで、食事しそびれました。

 

 仕方ないから家に帰ってから何か作ろうか、でもこれといったものもないしなあ、と思っていたところ、改札内キヨスク函館駅の「鰊みがき弁当」が数個おいてありました。

 

 これ、以前函館に出張する機会が多かったときには、帰りの列車に乗る前に購入してよく食べたものでした。ですが、最近はご無沙汰。札幌駅でも売るようになっていたのは知っていましたが、ここでの購入は多分初めてではないかと思います。

 

 函館に行かなくても購入できるのはありがたいといえばありがたいのですが、でも逆に函館に行かなくても買えるというのはありがたみが薄れますね。しかもスーパーやデパートではなく、駅構内ですから、列車に乗るときには札幌駅の駅弁を買いたいものです。特に函館に向かうときに函館の駅弁を買って乗ると、チグハグな感じがするでしょう。

 

 値段は1000円。キオスクの閉店直前と思われる状態で数個残っているのに、割引していません。強気の商売ですね。でも確実に売れ残りそうです。もったいない、という気持ちもあって買ってしまいました。

 

 家に帰って食べたのですが、かなり小さい弁当です。これで1000円は高いな、と思ってしまいます。昔はもう少し大きな経木風の容器に入ってきた気もするのですが、思い違いなのか事実なのか判断がつきません。内容は甘辛く煮た身欠きニシンが3切れと数の子が意外と多くて4個。半分を数の子が占めていてむしろ数の子が主役かな、とすら感じました。

 

 味は悪くありません。容器が小さいので物足りないかな、と思ったのですが、まあ思ったよりは食べごたえがありました。でもその後インスタントラーメンも食べてしまいましたが。