統一会堂の見物を一通り終えたあと、次に別棟に展示室があるようなので、そこに行きます。
「エキシビション」という建物の名称でした。独立運動をした人たちの説明などがあるのですが、ベトナム独立運動史などさっぱりわかりませんから、ひとりひとりの人物がどういう功績があったのか、細かい事はよくわかりませんでした。
こちらでも、ただ律儀に日本語の説明を聞き流していたのですが、説明板の前に立っていると疲れてくるので、座って聞き流していたりしました。そのため見学に非常に時間がかかってしまいました。
独立後の旧南ベトナムの歴史については、もちろん否定的に扱われるのですが、それでも興味深いものもありました。
以前、ベトナム関連の映像で、仏教の坊さんが生きたまま蓮華座になってガソリンをかぶり、抗議の焼身自殺をしたのに対し、大統領夫人だかが、「あんなの人間バーベキューよ」と発言して顰蹙を買った、という話を見たことがあります。
かなりの衝撃映像だったのでよく覚えているのですが、この焼身自殺をした僧は、戦争に反対したのではなく、当時の南ベトナムのゴ・ディン・ジエム大統領が自身がキリスト教徒で、キリスト教への強制改宗など、仏教弾圧を行っていたので、この政策に抗議しての自殺だったそうです。
大統領夫人だと思っていた人物は、マダム・ヌーという人物で、ジエム大統領の弟の妻だったということでした。なぜかベトナムでは、ゴ大統領といわず、最後の部分で呼ぶ習慣があるそうです。
マダム・ヌーも、「ゴ・ディン・ヌー」という名前だったそうです。帰ってきてから調べると、マダム・ヌーはなんと2011年まで生きていたそうです。それはともかく、展示を見ていると、あ、この人たちだったのか、と思います。