オリンピックの競技が始まってしまうとそれ自体にはさほど興味がないので、ネットニュースには表示されますが、ああそうか、という程度です。柔道の審判が問題になっているようですね。これだけ文句が多いと、文句をつけられやすい競技をやるのはいかがなものか、という気になってしまいます。
で、私の方は、競技ではなくて、2016年のリオデジャネイロのオリンピックの開会式だけを見ていなかったことがわかったので、こちらの動画を見ていました。今さらながら1つだけ見ていなかったのはやはり気になってしまいましたので。
全部見ると大変ですし、パフォーマンスには特段興味がありませんから、入場行進だけ見たのですが、それでも2時間半かかりました。今さら何をしているだろうと思いますし、見たからといって何でこれだけ見なかったのだろう、というモヤモヤがすべて晴れるわけでもありませんが、気になってしまいました。
まあそれでも8年ぶりに見てそれなりにスッキリしました。入場行進で先導の自転車にプラカードがついている、というやり方が新鮮でした。なぜか一カ国だけ自転車が用意されていませんでしたが、壊れたのか手違いだったのか、今さらながら気になりました。
このオリンピックがこれまでで一番参加国が多いのですね。今回のパリはロシアとベラルーシが出ていないのでわずかながらリオ五輪より参加国数が少ないようです。
youtubeで見た動画は公式動画のようで、開会式の全編が見られるようになっており、きちんと全出場国を見られたのでよかったのですが、アナウンスは英語なので、何を言ってるのだかわかりませんでした。
こういうとき英語がわかればなあ、と思いますね。
さて、何でこのときだけ見なかったのだろう、と気になったのですが、どうも2012年のロンドンのときは寝ぼけていて、2014年のソチのときは寝落ちしてしまい、ちゃんと見なかったので、2016年の段階ではもういいや、という気分になっていたのかもしれません。
当時田舎に住んでいたので、札幌行きを優先したい気持ちがあったのでしょう。また、この頃は、世界についての関心が薄れていたということもあると思います。それに東京オリンピックを控えて、オリンピック自体にネガティブな感情が強くなっていたこともあるかもしれません。当時の心持ちをつぶさには思い出せないのですが、そんなところでしょうか?
ところが2018年の平昌は韓国でしたから、韓国マニアの私としては、どんなことをするのか興味がありましたし、続く2021年の東京はもちろん地元、次の2022年北京と、夏冬あわせると東アジアでのオリンピックが続いたので時差の問題がなく、ちゃんと見ることができ、それに個人的にも、2019年から久々に韓国以外の海外に出かけるようになり、世界に対する関心が戻ってきたことがあるのかな、と思います。
そういう心境の変化がこの8年でやはりあったのだろうな、と思ってしまいました。ですから今回のパリは時差の問題があっても開会式だけはきちんと見よう、という気になったのでしょうね。