1日目、8月10日(土)
出発前に改めて地元の駅の窓口に行き、帰りの鹿児島中央から札幌までの切符を買います。この駅の窓口に行くのは3回目。いきなり全部買うのは踏ん切りがつかなかったのと、窓口の人や他の客に迷惑かな、と思って気が引けたのです。それでもまだ特急券や九州内の切符は買っていません。今度は30代ぐらいの男の職員で、スムーズに発券できました。ただしやはり北海道新幹線の窓側の席が取れず、グリーン席を買うことになってしまいます。
11時18分に出発、普通ですがUシートが連結されていたので、そこに座ります。普通の場合Uシート料金はいりません。11時38分札幌着です。札幌駅で昼食用に「夏のお祭り弁当」1150円と、自販機で、お茶の「綾鷹」150円を買います。駅のベンチは埋まっていて座れませんでした。
札幌駅12時9分発の北斗12号に乗ります。7号車の10番Aという席。隣は若い男性です。北広島の手前、「エスコンフィールド」が見えます。できたのは知っていましたが、いつできたのかな、と思います。このあたりは景色が開けています。
車販がないので不便。このあたりは見慣れた景色が続きます。南千歳で立席が出ました。外国人が多いようです。このあたりからウトウト寝ていました。
長万部付近は新幹線工事が始まっていました。でもいつできることやら。八雲で長時間停車となり、本来14:58発のところ15:08発。
A席は山側なので海は見えません。D席の方が眺めが圧倒的に良いのです。
レール温度上昇のため徐行とのことで17分遅れで森に着きました。海上に建っている明治天皇上陸碑が反対側に見えます。森を出発後、くねくね曲がりながら山を登りますが、このあたりで一瞬山側から海が見えるところがあります。気動車独特の揺れでギアチェンジをするので乗り心地はよくないのですが、北海道は気動車中心なのでいつも乗り慣れているものの、考えてみれば貴重かもしれません。
駒ヶ岳も反対側の車窓です。大沼公園で客が多数乗ってきました。欧米人が目立ちます、晴れていて席は満席になりました。このあたりで山側の窓の数少ない見どころ、小沼が見えます。トンネルを抜け、山を下り、本来15時52分新函館北斗着でしたが、遅れのため16時8分頃到着となりました。