新函館北斗駅に着きました。在来線の乗り換えで、この駅を利用したことはありましたが、新幹線乗り換え利用は初めてです。そして北海道新幹線も初乗り。新幹線ホームに出て気づいたのですが、この駅、自販機が一つしかありません。あまりの設備貧弱ぶりにちょっとびっくり。まあないよりはマシですのでここでミルクコーヒー170円を買います。
ちなみに料金ですが、乗車券が14,850円、新函館北斗から東京までの特急券が11,730円でした。「北斗」もそうでしたが、全車指定席は自由席派の私としては不便な感じがします。今回、指定席での検札はどこでもなかったので、車掌さんの労力軽減にはなっているのでしょうけど。
新函館北斗16時20分発はやぶさ40号出発です。 車両はE5系で、乗ってみると3~4割ぐらいの乗車率でした。盛岡仙台あたりから混むのでしょう。3号車12Aという席です。A席は3人席の窓側です。そして新幹線は揺れませんね。普通席ですが、この時点では空いていましたし、久しぶりに乗って乗り心地のよさに驚きました。
出発後しばらくして進行方向左側に函館山が見えます。木古内に着くのが早く感じます。ここで意外にも乗る人がそこそこいます。
海は一瞬しか見えず、防音壁とトンネルばかりで、景色は楽しめません。途中で線路が合流して、この辺りから三線軌条になるのかと思います。でも、その後にまた複線が合流する地点があり、どうやらここが本当の三線軌条開始地点であるようです。
アナウンスがあり、青函トンネルに入ります。今まで東北新幹線の速達型列車に乗るとどこを走っているか分からくなっていたのですが、今回はスマホがあるので位置確認できます。ただし青函トンネル内では表示位置表示はされません。
在来線時代は何回も通りましたが、新幹線で青函トンネルを通過するのはこれまた初めてです。17時3分トンネルを抜けます。本州へ20分ぐらいで抜けてしまうのですね。以前は40分ぐらいかかっていたように思います。
本州に入って、津軽半島の農村部の景色になり、一面田んぼが見えます。防音壁は北海道区間よりは少ないです。空いているし、揺れないので北斗よりやはり快適です。