写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

36  4日目昼 京都鉄道博物館<その4>(2024年8月13日)

   さて、ここは昔梅小路機関区」だったところで、昔から蒸気機関車の展示がありました。暑いですがこれを見ないわけにはいきません。ここも初訪問です。車庫に向かう陸橋からSL第二検修庫が見られます。そしてしばらく歩くと、その向こうに117系やトワイライトの食堂車などが引込み線に留置されていたのが見えました。展示予備車なのでしょうか。

 

  博物館の入口にC57-1の銘板があったので不思議に思ったのですが、これが全般検査中のようで、銘板を外して展示していたようです。

 

 12時41分、梅小路に来たからにはSLを見ないと意味がないので、暑くてたまらないのを我慢して扇形機関庫の方へ行きます。

 

 機関庫に行く前に50系客車(レッドトレイン)があり、中に入れるようになっています。冷房がついていて、休憩所になっていたようでした。ちょっと休憩します。

 

 SL列車に乗れるようになっていいるのですが、乗車券は売り切れ。こういうことがわかっていれば、いちばん先にここで切符を買っておけばよかったと思いました。まあなかなか、そう初めてのところで要領よくはいかないものです。8630が引っ張っていたようでした。煙を吐いているのが見えます。

 

 この車庫に置いてあった蒸気機関車ですが、C59-164、C53-45、C51-239 D52-468、D50-140、C58-1、C55-1、C62-1、B20-10 1080、C11-64、そしてなぜか一等展望車のマイテ49-2がここにありました。D51-1、9633、あと、後ろ向きで不明のものがあり、C56-164、C61-2、「1」と表示のある「弁慶型」のSL(後で調べたら義経号」だったようです)。

 

 SL世代ではなく、形式の特徴も基本的なこと以外はわからないのですが、一両一両横や後ろに回って見てしまいます。

 

 そうしているうちに、SL列車が10分後に戻って来ました。暑いのに運転するの大変だろう、と思います。そして二条駅に行きます。蒸気機関車の模型展示があり、実際に製造されず幻の機関車、といわれたC63形の模型もありました。

 

 13時23分博物館を出ました。やはり時間が十分ではありませんでした。この手の博物館はそれだけで一日過ごせそうです。