門司港駅に着きました。この駅の脇から貨物線を利用した門司港レトロ観光列車「潮風号」というのが走っています。まず、これに乗ることにしました。この乗り場を探すのに少々戸惑い、次の列車は14:40になってしまいました。暑い中で待たなければなりません。一日券が600円で、往復と同じ料金なので、これを買います。
待っている間に気づいたのですが、この鉄道、なぜか筑豊地区の第3セクター鉄道である「平成筑豊鉄道」の経営になっています。両端に小型のディーゼル機関車を連結したトロッコ客車が2両ついています。暑いのでみんな山側の日陰側の席に座るので、私は海側進行方向の席に座れました。係員の兄ちゃんに見送られて「九州鉄道記念館駅」を出発。
途中、トンネルが一カ所ありましたが、ここに入ると涼しくなります。トンネルは天井に青いイルミネーションがついていました。
トンネルを出たあたりで、EF30-1が沿線に放置されていました。関門トンネル専用のステンレス製交直両用機で、これこそ門司の鉄道記念館に展示するのにふさわしい機関車なのに、なぜ持ってこないのか、不思議に思いました。14:50に関門海峡めかり駅に到着。ここから関門トンネルの人道橋を通って下関に出るのが定番ルートだということでしたが、時間の関係もあり、私はこの列車で引き返します。
関門海峡めかり駅を15:00に出発する列車に乗ります。帰りも進行方向海側前向きの席に座れました。途中で関門橋も見えます。15時10分「九州鉄道記念館駅」に帰着。