写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

57  6日目午後 九州鉄道記念館(2024年8月15日)

 さて、今回の旅行で大宮・京都の鉄道博物館を見学したので、ついでに門司の九州鉄道記念館も見学することにしました。もちろん、ここは大宮や京都に比べると小ぶりです。まず、切符を買います。300円でした。

 

 入口にはEF30-3、ED76-1、ショートノーズ型でレッドトレイン塗装のクハ481-246前頭部だけの展示があります。記念館に入ると、外での展示でしたが、596344蒸気機関車C59-1、EF10-35、ED72-1、流線型気動車ののキハ07-41、ボンネット型のクハ481-603ヘッドマークは「にちりん」ですが残念ながらシールでした。これは中にはいることができ、内部は原型に近いものでした。クハネ581-8、車内は通勤型に改造後の姿でした。これは「月光」のヘッドマークでした。あとは客車のスハネフ14-11、クハ481・クハネ581・スハネフ14は内部に入れました。保存の問題もあると思いますが、基本的に内部に入れない方針の京都鉄道博物館よりサービスがいいな、とは思います。あと貨車があったと思います。

 

 大宮も含めて3カ所鉄道博物館を見たのですが、3カ所とも581系485系のボンネット車が保存されているのに、485系のショートノーズ型は完全な姿では保存されていません。やはり人気のある車両は残しておこう、とする一方でショートノーズ型は583系に似ているし、保存しよう、という気持ちが薄かったのかも知れません。あと、この地区を代表する電気機関車のEF30が前頭部展示だけなのはいただけません。「潮風号」に乗ったとき、放置されているEF30-1を見かけたので、ぜひ博物館に入れてもらいたいものです。前頭部だけとはいえ、すでに3号があるので、展示が重なるのを避けているのでしょうか?

 

  さて、坂を上ってレンガ造りの本館へ。やはり大宮や京都の博物館よりかなり小規模です。暑かったので、ここでポカリスエット170円を買って飲んでから行きます。

 

 大宮・京都と異なり、模型のジオラマは自分で動かすことができます。もっとも、相当小規模です。ヘッドマークの展示がありましたが、これは多分本物でしょう。あとはさほど印象に残るものはありませんでした。

 

 特別展示で「妄想鉄道展」をやっていました。架空の鉄道構想の発表会みたいなものです。イタいですが自分も似たようなことをよくやっていたので、興味深く思います。

 

 外に出ると「ミニ鉄道公園」があり、子供向けに遊戯用の電車を走らせられるようになっていますが、子供や家族向きでしょうから、そういうものには乗りません。

 

 入口にあった前頭部展示は、運転台の中に入ることができました。大宮・京都と違い、誰もいないので簡単に入れます。

 

 こうして一通り見物して外に出ました。