私が勝手に新年の「縁起物」にしているのは、元日早朝のNHK「舞楽」と2日のやはり早朝、フジ系(東海テレビ制作)の「伊勢神宮舞楽」を見ることです。長年、どちらか寝坊して見過ごしていたのでしたが、ブログを始めてから、目覚まし時計をかけて2つとも見るようになりました。妙なものにこだわっています。
さて、今年の演目ですが、NHKの方は右方(朝鮮半島系)の「還城楽」(げんじょうらく)でした。私は毎年見ているくせに舞楽には無知ですが、解説を見て「なるほど」と思うわけです。
これは今年の巳年にちなんだ曲目で、途中で蛇の置物をもった人が出てきます。そして演者はそれを持って踊るのです。「見蛇楽」ともいうそうで、西方の蛇を食べる習慣を演目にしたそうですが、玄宗皇帝が勝利して城に帰る、というのと、その西方の人が蛇を見つけて食べられるのを喜ぶ、というのと、朝鮮半島系の「右方」の曲である(これは珍しく中国系の「左方」にも曲があるそうですが)というのが、どう結びつくのか、テレビに映し出される解説だけではよくわかりませんでした。ネットで検索してみたのですが、やはりなぜ結びついているのかよくわからないようでした。
あと、「八多良拍子」とかいう5拍子の曲で、舞楽の中では結構動くのが激しいとのことでした。この「八多良」が、「やたらめった」の語源だそうです。
さて、2日の「伊勢神宮舞楽」の方ですが、「納曽利(なそり)」ということでした。こちらは2人組で踊ります。解説が最後の方にちょっと出てくるだけで、NHKの方のようには由来がよくわかりませんでした。ただ、数年前にNHKの方でこの演目をやっていた覚えがあります。
別名「双龍舞」というそうで、雌雄の龍が舞い踊る様を表したそうですが、NHKがへび年にちなんだ曲だったせいか、なぜ「龍?」と思いました。
それとこの記事を書くため検索したら、この番組、youtubeにアップされていました。わざわざ早朝に起きて見たのに「なーんだ」という気もしますが、朝起きて見る、というのが「縁起物」である解釈することにします。
まあ今年も2つとも見ることができたので、よかった、ということにしましょう。