14時20分東京発「はやぶさ27号」特急券とグランクラス料金を足して28,980円。切符はグランクラスでも「グリーン券」と表示されています。10号車3番C席で、今度は2人席でした。進行方向左側で、横におばさんが座っています。1人旅のようですが、なぜ通路側をわざわざ選ぶのか不思議です。まあ席を立つとき、窓側の私はおばさんに「失礼します」といってまたがなければなりませんから、そういうのが嫌な人はあえて通路側を選ぶのかもしれません。
この時だけは上流階級感を持って、ホーム上で待っている普通車の乗客を眺めてしまいます。
グランクラス客は「リフレッシュメント」なる軽食をもらえます。行きの北陸新幹線では何のことかわからず、まごつきましたが、今度は二度目ですからまごつきません。
前回の北陸新幹線では和食にしたので今回は洋軽食にしました。お酒もそれに合わせて赤ワインを選びます。乗車してから和洋の選択をするので、選ばれなかった方は廃棄されるのか、もったいないと思ったのですが、よくみると賞味期限は翌日の19日まであります。これなら両方うまくさばけるのかもしれません。製造元を見たら、兵庫県高砂市の会社でした。そんなところで作っているのだな、と思います。
味の方ですが、デザートは良かったのですが、前回の和食の方がいいかも、と思いました。ちなみに小箱に4種盛りでした。赤ワインを飲んだのでしたが、あまり飲み慣れていないので渋く感じ、日本酒の方がいいように感じました。
このあと、リンゴジュースをもらいます。「山形代表」と書いてあります。パウンドケーキももらいます。私は景色を眺め、あれこれもらってやたらにパクパク食べているのですが、車内で寝ている人もいます。こういうのこういうのが本当の富裕層なのかなあ、と思います。
こちらはスマホで位置を確認しながら乗っています。東北新幹線は今どこを走っているのか、わかりにくいのです。ということで郡山まで来たことを確認します。
アテンダントのお姉さんは、仙台で降りる客を起こしていました。検札しなくても分かるのですね。仙台で結構降りる客がいました。贅沢な人たちです。仙台も晴れていました。
ただ、東北新幹線は全体としてあまりおもしろい車窓ではありません。人家は東海道新幹線沿線より少ないですね。自然豊かだとは言えるのでしょう。
仙台をすぎて日本酒ももらうことにしました。「勝山」純米吟醸というもので、仙台の酒です。北陸新幹線では福井の酒に長野のリンゴジュースでしたから、ちゃんと東北新幹線と北陸新幹線とで産地を変えているのですね。