延々と昨年(2024年)8月の日本縦断旅行記を掲載してきましたが、最後に、断片的に感じていたことについて、2回に分けて、いくつか感想、気づきを書いておきます。
乗りつぶしについて
鹿児島市電を乗り潰したとき感じたのですが、 夜に乗り通したとき、乗ったことになるのか、と思いました。昼でも反対側の窓は見ていないわけですし、ロングシートや遮光されて外が見えない、見にくい場合があるわけです。
鹿児島県の鉄道には全部乗りましたし、これで南九州では日南線と宮崎空港線が残りましたが、わざわざそれに乗るために行くことがあるのかな、と思います。
足腰の痛みについて
やはり年を取ると歩くのがつらくなります。旅行は外を眺めているので目にはいいのですが、足腰は痛みます。でも、だいたい旅行に行くとどこかでマッサージに行くのですが、今回は行きませんでした。
弁当について
弁当の相場は1000円を超えるようになってしまいました。長年1000円前後だったのですが…。あと、正直、概して駅弁よりデパートの弁当の方がおいしかったような気がします。特に関西の弁当は水準が高いですね。駅弁の場合、地元の駅弁でないものが売られているようになっていましたが、輸送の関係で味が落ちるのかもしれません。
車内販売と検札、切符の自読販売機について
しばらく本州の列車に乗っていないうちに、車販と改札がなくなっていました。検札はともかく、車内販売がないのは残念ですね。
特急券を買うための切符の自販機は慣れると便利でした。ただ、ネットは使いづらいところがあります。よくわからず、今回も使わずじまいでした。使いこなしている人はすごいと思います。
外国人旅行客とコインロッカーについて
あちこちに行って、金沢では欧米人が目立ちましたが、門司や長崎では外国人、特に欧米人の観光客が少ない気がしました。神戸もそうなのかもしれませんが「異国情緒」では外国人には魅力を感じないのかもしれません。でも、外国人観光客はこれからも増えていくのでしょう。
今回、「オーバーツーリズム」で困った、という場面はなかったように思いましたが、でも、繁忙期だったせいもあってコインロッカーの確保に苦労しました。これは日本人観光客も多かったせいだと思いますが、改善の必要がありますね。あと、これは日本でよりむしろ外国で感じるのですが、コインロッカーの使い方が難しく、きちんと出せるのか不安になります。日本で外国人観光客も同じことを感じていると思います。多言語表示なども必要でしょうが、本当は有人一時預かり所があるのがいちばん安心なのですがね。