前回に続いて、2024年夏の日本縦断旅行記の断片的な感想をまとめておきます。
「日よけ」について
夏の旅の敵は「日よけ」だと思いました。日よけが下ろされると外が見えません。昔は夏の旅でも日よけをおろされて外が見えなくなってしまった、という経験は少なかったように思います。ですが今の時代、昔より日差しが強くなったのか、日よけを下ろす人が増えてしまいましたね。
鹿児島~札幌を1日で行ったことについて
九州新幹線・北海道新幹線開通以来、これを一度やってみるのが念願でした。今回達成したわけですが、やってみるとあっさりしたものです。新幹線はどの車両もたいして変わりばえしませんし、東海道新幹線以外はあまり車窓に目も引くものもありません。LCCを利用すれば鹿児島~札幌まで速く安く行けるでしょう。でも鉄オタのロマンといったら大げさですが、気が済む、ということが大事なのです。今回「気が済む」ということのためにあれこれやった、ということが多かったように思います。
この先、北海道新幹線が札幌まで開通したらまたやる価値があるかもしれませんが、生きているうちにあるのかな、なんて考えたりもします。
費用について
ここ数年、海外ばかり行っていて国内旅行は久しぶりだったので、思い切った旅行をしたのですが、国内旅行の費用をナメていました。具体的な金額は差し控えますが、やけになってグランクラスに2度乗ってしまったのと、久しぶりの国内長期旅行だったので、あちこちの食べ物やお菓子を食べまくり、日程を急に延期したせいもあって、この後行ったタイ・ラオス旅行の倍ぐらいかかっています。帰ってきてびっくりでしばらくへこんでしまいました。
最後に
この旅行で「これが人生のピークかも」と思ったことが何回かありました。50代でひとり者なので、庶民階級ですが、一応グダグダながら仕事をやってお金をもらい、こういう旅行のできる程度には金銭的にも時間的にも余裕があったわけです。実はこれから、そうも行かなくなりそうな事情が出てきて、本当に人生のピークとなった旅行になったのかもしれません。まあ、多額の出費をしたものの、思い出づくりとしてよかった、ということにしておきたいと思います。