写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04  金沢まで葬儀旅行3日目~「プレミアムクラス」で帰る(2025年4月5日)

 金沢までの慌ただしい葬儀旅行3日目です。

 

 葬儀場で朝食を食べます。ほかの親族はみな昨日帰ったので、私ひとり。葬儀場の割に食事はおいしかったのですが、精進料理ではありませんでした。今どきはこういうこと、気にしないのですかね?

 

 葬儀場近くに白鬚神社とかいう小さな神社があり、が咲いていました。ほんのちょっとですが花見もできましたので、まあよしということにしましょう。

 

 9:20金沢駅西口発の空港連絡バスに乗ります。バス案内所の窓口は外国人観光客で混雑していますが、横にあるバスチケットの自販機は空いていました。

 

 バスはまた北陸自動車道を走り、10:00に小松空港着。

 

 急な飛行機の予約だったので、小松行きなのに往復約8万円もかかりました。急な予約ですし、高値づかみになり、帰りは普通席が満席だったようで、高値づかみついでにプレミアムクラスグリーン車みたいな席)というのを予約せざるを得なかったのです。引っ越しで金がかかるのにさらに大散財。

 

 小松空港は小さく、新幹線開通で客が減ったのか、閉まっている店もありました。

 

 土産物屋で「加賀起き上がり」というだるまの小物880円。30年前に祖母の葬式に来たとき、帰りに空港で塗り箸を買ったら長持ちしたので今度も葬式にちなんで輪島塗の3520円のを買いました。あと、芝寿しの「笹寿し」993円も買いました。これは夜食にしました。

 

 プレミアムクラス客なので、あえて窓口で手続き。荷物も預けます。10:15分頃、制限区域内に入り、これまたプレミアム客なのでラウンジを利用します。小規模なもので、椅子も今ひとつでした。飲み物はカフェオレオレンジジュースを飲みましたが、ケチな私は酒も飲まなければ損、と思います。ビールが苦手なので、日本酒はないかと思いましたが、置いておらず、梅酒を飲みました。それでも午前中から酒を飲んでいいのか、と思います。

 

 後は柿の種のような菓子と、チョコレートぐらいしかありませんでした。それを食べます。

 

 11:27にラウンジを出て、11:35に飛行機に乗ります。11:45小松発、ANA1173便。プレミアムクラス2Cという通路側の席。プレミアムクラス席は8席しかありません。

 

 ですが、乗ってみると、私の後ろの普通席が空いています。予約のとき、プレミアムクラスが1席空いているだけだったので、やむを得ずこれにしたのですが、おかしいな、と思います。

 

 離陸してしばらくすると、リクライニングが倒せるので倒します。ですが足の部分ももっと上がるのかと思ったら意外と上がりません。CAさんに聞いてみたら、これが限界とのこと。ちょっと小っ恥ずかしい思いをしました。

 

 食事が来ます。みそ汁付きでした。プレミアム客は飲み物が飲めるので、日本酒を2杯、それにリンゴジュースも飲んでしまいます。すでにラウンジで梅酒を飲んでいたせいか、食事の内容や酒の銘柄をメモするのを忘れていました。お酒を所望すると、ミックスナッツスナックも持ってきてくれます。今調べたら永平寺白龍 純米吟醸というのを飲んだようです。そういえば、はじめ「農口尚彦研究所 観音下」というのを所望したら、「ない」といわれたのを思い出しました。こちらが石川県の酒のはずですが。

 

 そういえば前回、全日空で当時の「スーパーシート」に乗ったのも、父方の祖母の葬儀の帰りでした。やはり急な予約で運賃が高かったので、やけくそついでにスーパーシートに乗って日本酒を飲んだ覚えがあります。

 

 反対側の席にはジャージ姿の男性とその家族が乗っていましたが、家族連れで高い席に乗れるということは、こんな格好していても富裕層なんだろうなと思います。

 

 通路側ですし、外はあまり見えず、13:10千歳空港着。プレミアム客は最優先で荷物がターンテーブルから出てくる、と聞いていましたが、案外出てくるのは遅かったです。