写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

10  お金が飛んで行く…<その1>

   引っ越しと父親の葬儀が重なり、大混乱に陥った日々の話を書き綴っています。

 

 葬儀の後、葬儀費用として、親族に100万円送金しました。私が主催すべきものをやってもらったので、やむを得なかったのです。私は車に乗らないし、これまでの人生では旅行で40~50万使ったのが最高の出費だったと思いますから、一度の出費では過去最高額更新でした。

 

 ところがほかにもあれこれ出費があったようで、3月に比べて残高がびっくりするくらい減っていました。引っ越しの代金は振り込み済みですが、まだ不動産の諸費用と飛行機のカード決済が引き落とされていません。ということはやはり200万ペースです。

 

 今月は家賃も二重払いですし、これから特急通勤やタクシー代、ホテル代も加わるかもしれませんし、逆にこれはすごいな、と半ばあきれてしまいました。引っ越しにともなう費用はある程度職場から出るのですが、転居に伴う不動産の諸費用は出ません。考えてみればこれは損というか、おかしいですね。

 

 親の死は避けられませんし、父親に母親と、通常であれば一生に2回はこういうことになるのでしょうが、資産面でも葬儀と引っ越しで大打撃です。正直、父親の死去よりもこちらの方がショックで、尾を引いています。

 

 これまでは50代までは今の給与がほぼ維持されるということで、退職時、あるいは60歳で給料が下がるまでは大丈夫だと思っていました。ところが資産減少が今の状態で始まるのは本当に不安です。葬儀だけでもかなり痛いのに、余計な転勤だったな、と思います。

 

 前の職場に居続けられることができれば、葬儀だけですんだのですから、こういう目に遭わなかったわけです。そして、夏に旅行もできただろうし、あるいは肘の痛みも続いているのですが、入院・手術もできただろうと思います。でも、それどころではなくなりました。

 

 この前、保証人を得られず、保証会社OKにしてもらった件でも感じましたが、今後、身寄りがなくなっていく分、お金頼みになることが多いでしょうから、今からこれでは老後大丈夫なのか、と思います。