写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

96  特急通勤の日々

 4月1日からの人事異動に伴う引っ越しが、父親の葬儀のため一週間延期になり、4月第二週の5日間、朝に今まで住んでいたところを出て、札幌駅乗り換えで新しい職場まで、特急通勤をしていました。

 

 はじめは疲れ果てて挫折し、新しい勤務地でホテル暮らしになるかも、と思ったのですが、意外にもこれがなかなか快適でした。

 

 朝早く起きなければいけませんが、6:42発の普通列車Uシートが使えますし、札幌からは特急でしかも朝は指定席をとってしまいました。指定席は空いているので、のんびりとサンドイッチを食べてコーヒーを飲み、うつらうつらとして、駅から職場まではタクシー、優雅であることは優雅です。

 

 帰りはさすがに自由席にしました。指定席に比べて空いている席が少なく、毎日座れるかどうか心配でしたが、座れないという日はありませんでした。

 

 札幌駅の乗り換え時間にデパ弁も買えますし、札幌駅で急いで買い物して帰っても6:30頃には家に帰れます。まあ定時退勤していたので、それが可能でしたが。

 

 ただ、「Sきっぷ」という大幅割引で、普通列車利用と大差ない切符を利用したものの、それでも5日間で2万5000円かかりましたから、これをずっと続けると月10万円を超すわけです。これでは何のために働いているのかわからなくなります。さすがに無理ですね。

 

   JR北海道には「かよエール」という特急定期券があり、これを使うと月5万円ほどではないかと思いますが、到着駅からのバスに間に合わないので、結局タクシー通勤となります。やはり月7~8万円かかるのではないかなあ、と思います。 

 

 職場の担当者に聞くと、残念ながら、引っ越しがすぐできないからといって、特急代を出すことはできないし、それどころか、普通列車の通勤代すら出せないということでした。ということで自腹になってしまいました。

 

 手当が出て、これからも特急&タクシー通勤できれば、これまで住んでいた、駅近で安くて広い家に住めたので、今度の狭くて家賃の高い家に引っ越しするとか、あれこれ悩まなくてもすんだのでしょうが、そうもいきません。まあ可能だったとしても、遠距離通勤は大変ですけどね。

 

 今度の職場に一緒に転勤してきた人の中に、引っ越しせずに札幌の郊外から通っている人もいました。話を聞くと、引っ越しをせずに通う場合、普通運賃は手当が出るようですが、特急代は自腹とのことでした。この人も特急通勤しているそうです。

 

 帰りの特急自由席で検札風景を眺めていると、私より遠いところから「かよエール」で特急に乗り、札幌に帰っている人がいました。特急通勤でも手当が出る職場はいいなあ、とうらやましく思いました。

 

 まあ、一週間とはいえ大変な贅沢でした。ということで一週間でこれも終わり。引っ越しすることになります。