私が今住んでいるところは、北海道の地方都市の中心部です。中心部とは言っても、商店街が壊滅状態で、残念ながら正直まともな店があまりありません。それにもかかわらず、「もと一等地」だから、マンションは前の家よりも狭くなったのに家賃だけが高いわけです。
そうは言っても、全く商店がなくなったわけではなく、多少はがんばっている店もあります。その中の一つに、近くの洋食店があります。
私の住んでいるところからすぐ近所で、休日の昼間にすでに3~4回行っています。かなりの老舗のようで、ビル自体は古そうですが、改装して2階に店があり、繁盛しています。結構混んでいるときさえあります。
値段も味も悪くありません。こういうと、さほどでもないのか、と思われるでしょうが、結構おいしいと言っていいでしょう。先日食べたのはハンバーグセット980円でした。1000円以上のものも多いのですが、今時1000円以内のセットがあるのはありがたいことです。ということで、今後も普段使いしそうです。
ただ、この店はきっと昔、昭和の時代はよそ行きの高級店だったのでしょう。私など休日の昼間、自炊するのが面倒なので、ひとりで行くだけですが、きっと昔は家族そろって一張羅を着てご馳走を食べに行く、という店だったのではないかと思われます。
こういう店は生き残っていくのが難しかったようにも思うのですが、周辺の商店街が壊滅状態なのに、この店が生き残って繁盛しているのは 逆にちょっと不思議な感じもします。後継者がいるからなのか、別の事情があるのか、あれこれ思いながら食べていました。