写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

89  私のコメント評価基準

 参議院選挙中です。いろいろな記事がネットに出回っています。私の場合、記事もさることながら、Yahoo!ニュースなどの記事にはコメントがつくのですが、このコメントにも興味を持ってついつい読んでしまうことが多いのです。

 

 ただ、このコメントに対して、私なりの支持・不支持のリトマス試験紙、というか、判断基準となる言葉がありますので、今回はそのことについて書いておこうと思います。 

 

 一つ目は「オールドメディア」という言葉を使っているコメントです。ネット記事を盲信しているからこのような語を使っているのだと思います。新聞やテレビに問題はあることは私も認めますが、有象無象のネット記事よりは、これらのメディアの方が、いまだによほど信用ができると思っています。こうしてメディアを切って捨てるような態度を示すコメントはまともに受け取らないようしています。

 

 もう一つは「一択」という言葉を使っているコメントで。この語を使っているコメントや言説には、何か熱狂的な、もっというなら狂信的な薄気味悪さを感じます。これも他のものを切り捨てているのですね。ですから「○○一択」と書かれているときの「○○」に対しては、私は支持しないことにしています。この語を使っているコメントは保守派だけかと思ったら、一部左派を支持するコメントにもこの語を使っているのを見かけました。ですがやはりこの手のコメントは支持できない内容でした。

 

 この2つの語は主に「保守」(私はこの2つの言葉を使っている人たちは「保守」ではなく「右翼革新」だと思っていますが)的な言論空間で繰り出される言葉ですが、もう一つは主として左翼が繰り出す言葉です。

 

 それは「知性」という言葉ですこの言葉が出てくるコメントも信用していません。左翼が権力者や保守派を批判するとき、このワードをよく使います。上から目線で「知性がない」と切り捨てるときに使うワードなのですね。要するに「バカ」と言いたいわけですが、露骨すぎるので「知性がない」といっているだけのことです。お前はそんなに賢いのか、と思ってしまいます。

 

 左翼の人って、内心ではどうも保守的な人は「バカ」だと思っているようですね。私も「知性」という言葉を使うことはありますが、しかしこれを使っているコメントに対しては、だいたい左翼の思い上がりを感じてしまうので、嫌悪感を感じてしまうのです。

 

 左翼的なものにしろ、右翼的なものにしろ、私はこの3つの言葉を使っているコメントには強い違和感を感じるので、信用していないし、支持もできません。もっとはっきりいうと「嫌い」なコメントです。私は、この3つの言葉を使っているコメントには「あっ、ダメだな」と思ってまず間違いないと考えています。

 

 ということで、私はこの3つの言葉が使われるかどうかということを、まともな言説かどうか、見分けるための指標にしているのです。