写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

14  「予言」当日の7月5日が過ぎましたが…

 先日、「「私が見た未来」の「予言」について」という記事を掲載しました。正直なところ、私はこの本を読んでいなかったし、予言が当たる、とも思っていませんでした。これまた正直なところ、毎日更新のブログなのでネタに困って最近話題になっているし、政治ネタなどと違ってある意味、他愛ないというか、「無難」そうなネタだったので、この話題で、ひと記事でっち上げてしまったのです。

 

 で、予言によると災難が起こる時間は7月5日の午前4時18分だったとのことでしたが、私は寝ていました。そして朝、目覚めても何も起こらなかったし、それでも一日の間に大地震でも起きたら「当たった」ということになるのかな、と思ってこの日が過ぎるのを待ち、こうして翌日、6日に記事を書き、7日に掲載することにしたのです。結果について書くのは、これまたネタ切れ対策にひと記事でっち上げなければならない、という事情があるのですが。

 

 仮に地震が起きても偶然の一致で、その予言との直接の関連性はないはずですが、そうは言ってもネタに困って、でっち上げ記事とはいえ、ひと記事書いてしまった以上、関心を持たざるを得ません。

 

 日本は地震国ですし、数十年に一回は現実に大地震が起きているわけですから、この日でなくとも、いつか大地震が起こる可能性は高いのです。まさに「万が一」、1万分の1の確率でも、偶然の一致でこの日に大地震が起きる可能性は否定できず、「絶対に起きない」とは言い切れません。現に鹿児島南方の島々では群発地震が起きていました。

 

 この日に大地震が起きる可能性は限りなく0に近いけれど、まさに1万分の1ぐらいの確率では起きる可能性はあるわけで、可能性が0でない以上、私は「絶対にない」とは前回の記事で書くことはできませんでした。

 

 突然起きて大災害になるのは地震で、この手の予言が当たるとしたらまず「地震」、あとは「噴火」ぐらいしか現実にはないわけです。あとは突然戦争が起こるとか、大事故といったところでしょうか。「宇宙人の襲来」ではもっと突飛になりますからね。

 

 ということで7月5日は無事に済みましたが、いつか地震は来るし、また、妙な予言が出てきてそれが偶然当たったとしても、科学的な裏付けのない限り、実際の出来事に関連性はない、という認識でいることが大切なことなのだろうと思います。

 

 私はこういう予言を「非科学的」といって切って捨てるのもヤボな態度だと思いますので、面白がるのはいいと思う立場ですが、さりとてオカルト信者でもないので予言なるものを信じるのもいかがなものかな、と思った次第です。

 

 皆さんは7月5日をどう過ごしましたか?ここに来られる常連さんたちで、まあ何らかの行動を起こした人はいないでしょうが、どう思いながら過ごされたのでしょうか?