写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

94  youtubeのアルゴリズムに左右される政治的関心

 先週、参政党関連の記事を三連投したのですが、なぜそんなことをしたのかというとYahoo!ニュースやyoutubeを見ると参政党がらみの記事や動画が圧倒的に多いのです。ですからどうしても関心を持たざるを得なくなってしまったわけです。

 

 私の場合、参政党動画や賞賛コメントの洪水に辟易して、参政党にネガティブな感情を持つに至り、その気持ちを整理するつもりで記事化したのですが、一方では、これらの動画をみて参政党支持に回る人がいるのでしょうね。「悪名は無名に勝る」を地でいっているのかもしれません。

 

 私のところに「おすすめ」として表示されているだけなのか、あるいはアップロードの実数も多いのか、よくわからないのですが、それはともかく、これまでは、その次に多いのが「れいわ新選組」がらみの動画でした。この党もネット界隈で話題になっているのか、利用しているのかわかりませんが、多いなあ、という印象でした。

 

 ところがですね、ここ数日なのですが、急にyoutubeのおすすめに日本共産党」がらみの動画がいくつも表示されるようになってきたのです。

 

 共産党の場合、私のところに「おすすめ」として表示されるのは、どうやら公式の動画、あるいは議員や党関係者が発信している動画がほとんどのようです。動画についての論評は別記事に回そうかと思っているのですが、どういう事情で「おすすめ」に多数表示されるようになったのか、不思議ではあります。ただ、共産党はネット時代以前からビラなどの配布に熱心でしたから、軸足を本格的にネットに移したのかもしれません。

 

 さてこうやってみると、私は政治や選挙に関心を持っているのでYouTubeのおすすめに政治動画が出てくるのは仕方ないと思うのですが、どうして圧倒的に表示が多いのが参政党で、次が日本共産党なのか、という仕組みがわからないので不気味に思うわけです。

 

 あと比較的よく表示されることが多いのが、「れいわ新選組」「社民党」「NHK党」といったあたりに関連した動画です。ただ、社民党の場合、公式のものや支持派らしき動画もあることはあるのですが、他党と違うのは批判的な動画が目立つということです。私のyoutube画面を見る限り、共産党批判よりも多いですね。「社民党はいらない」という動画が目立ちます。一方、「共産党はいらない」という動画は今のところ見かけていません。

 

 そして一方、自民党立憲民主党公明党・国民民主党あたりの動画をおすすめで見かけることがほとんどないのです。

 

 数日前にやっと1つ公明党系の動画が出てきましたが、それは参政党を批判する動画でしたから、むしろ参政党関連に分類した方がよさそうです。

 

 これはどうしたことでしょうか?主要政党なのになぜおすすめに出てこないのか、不思議に思います。応援団がいないのか、公式が弱いのか、あるいは私のおすすめに出てこないだけで、私が主要政党に関心が無いと思われているのでしょうか?

 

 自民党立憲民主党の動画が表示されるのはどうしたらいいのでしょうね?これらの党で検索してみればいいのかもしれませんが、いずれにせよ、自然には出てこないわけです。

 

 このYouTubeのおすすめの表示のされ方では、どうしても参政党や共産党に関心がいってしまいます。私の政治的関心もyoutubeアルゴリズムに動かされていると言えなくはありません

 

 そう考えると恐ろしいことだなと思います。