13時5分、札幌駅前から中央バスの高速いわない号に乗ります。このバス、トイレ付きです。2420円。札樽自動車道に入ります。高台を走るので見晴らしがいいです。札幌は晴れていましたが、小樽まで来ると曇っていました。晴れた日本海を見たいのでちょっと残念です。
バスに乗ってスマホを見ていると、カムチャツカの地震で津波警報が太平洋側に出ていました。津波注意報は日本海側でも積丹半島のあたりまで出ています。
こちらは道南の日本海側を旅するので影響がなさそうにも思えるのですが、明日、バス路線の都合で一度太平洋側の長万部に出ます。ということで大丈夫かな、と気になってきました。寿都から長万部に出るバスが運休になれば、旅行は中止しておとなしく札幌に戻らざるを得ないかも、と思います。
そんな心配をしながらも、バスは小樽で高速を降り、一般道を走ります。以前は小樽から余市までは海岸線を通るルートでしたが、トンネルが掘られて道路が付け替えられ、今は山間部を通るルートが長くなっています。余市を過ぎると果樹園の地帯から山並みの区間に入っていきます。
稲穂峠をトンネルで越えます。農業が盛んなところのようで、決して貧しい土地ではないようです。岩内に近づくと、「しまむら」・「マックスバリュ」・「DCM」とい売った郊外型の店舗が並ぶところを通ります。それなりの商業集積があるようです。岩内ターミナル着は15時40分でした。