夏の道南日本海側バス旅行記、2日目を始めます。7月31日木曜日です。
朝、寿都町の民宿にいます。昨日津波注意報が出たので、日本海側は大丈夫ですが、寿都から瀬棚に海沿いに抜けるバスがなく、一度太平洋側の長万部に出ますから、長万部行きのバスが走るか心配です。
7時30分、朝食を食べようとすると人がいっぱいで後回しにされます。仕事で泊まっている人が多いようです。こちらは1日だけならまあいいか、という感じで泊まりましたが、何日も泊まると大変だな、と思います。夕食朝食とも普通のお茶の間を広くした程度の部屋です。
8時に朝食を食べることができました。普通の朝食で、サラダ・ニシンの菜の花漬け、これが寿都の名物らしいです。あとは、もずくにふりかけなど。菜の花漬けを全部食べてください、といわれて全部食べてしまいます。
「サービス」といわれて新聞紙にくるまれた弁当を出されます。ところがこの日の日程は、一日中バス乗り通しで昼食を食べる余裕がありません。バスも通常の路線バスなので、弁当を食べるような雰囲気ではないでしょう。ということで、正直困惑してしまいました。量も多そうです。
まあどこかで食べなければいけませんから、朝食はそこそこにして、弁当をありがたく頂戴し、出発の用意をします。またインスタントコーヒーを出してくれます。宿泊料金を払いますが、8000円。部屋代としては高いですが、実質3食付きなのでやむを得ないでしょう。女将さんは「もしバスが止まっていたらもう一泊してください」といってくれました。