9時15分に寿都の民宿を出発します。
とりあえずコンビニのセイコーマートに寄って140円で番茶を買います。
そして寿都バスターミナルの待合所に行きました。津波警報は津波注意報に変わっていましたが、太平洋側ではまだ発令中です。こんな本数の少なさそうなバスターミナルにも年配女性の係員がいたので、バスは通常通り運行するのかを聞いてみると、長万部行きは予定どおり出るとのこと。旅行を続けることができてホッとします。
民宿の「サービス」の弁当ですが、今日の日程上食べる場所も時間もないので、朝食を食べたばかりでしたが、仕方ないのでここで食べてしまいます。開けて食べてみるとニシンの焼き魚にホタテや魚のフライなど、魚系が充実していて非常においしかったのです。ご飯の量も多かったので食べきれるかな、と思いましたが、完食しました。これは当たりでした。ただ、朝食を食べた直後に無理矢理食べたので、もったいなかったですが。でも正直、こういうものを民宿の食事で食べたかったですね。
寿都から檜山方面に向かうには一日一本だけ、しかも土日祝日運休、というバスに乗って太平洋側の長万部に一度出なければなりません。このバスに乗ることを軸にして旅程を立てなければならず、苦労したのです。瀬棚や北檜山方面に直行するバスはありません。
それでも、バスターミナルの係員に一応聞いてみると、やはり瀬棚に直行するバスはないとのこと。昔はあったのかもしれませんが、今は長万部行きでさえ一日一本というありさまですから、そんな路線、全く需要がないのでしょう。昔はバス路線が存在したのか、ネットや家にある古時刻表を調べてみましたが、調べた限りでは過去にも存在していないようでした。
天気は弱い霧雨、こちらでいう「じり」の状態です。あまり天気はよくありません。晴れた夏の海を見たかったので、がっかりです。