写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

08  2日目午前中 一日一本の寿都~長万部間のバスの大部分にひとりで乗る(2025年7月31日)

 10時10分、寿都バスターミナル発長万部行きバスで出発です。このバスはニセコバスが運行していますが、土日祝日運休なので平日に乗るしかありません。しかも一日一本です。ということで、このバスに合わせて旅程を組みました。

 

 出発時点では3人ほど乗っていましたが、「ゆべつのゆ」で、降りてしまい、そこから先は私ひとり。もし私が乗らなければ乗客0で走ることになるところでした。今はみんな車でしょうし、バスに乗る人も岩内経由で札幌に向かうのがメインルートでしょうから、わざわざ長万部に出てそこから列車、という乗客はいないのでしょう。もはやこの路線、免許維持路線と成り果てているのだと思われます。

 

 そういえば昔は黒松内から寿都まで「寿都鉄道」というのがあり、末期には一日0.5往復という謎の運行形態をしたので、一部マニアの間ではよく知られているのですが、寿都のどこかで駅名標を見かけました。寿都の一つ手前の駅名標だったらしく、次の駅の欄に「すっつ」ではなく「すつ」と記されていました。

 

 たったひとりで路線バスに乗り、山あいを抜けていきます。こんな田舎にも参政党の看板があったりします。そして「天然鮎」と書かれた旗もあります。おいしそうですが、一日一本しかないバスを降りて買うわけにもいきません。このあたり、雨模様でおやおやと思います。

 

 JRと接続する黒松内駅でも乗客はなし。乗っているのは私ひとりですからもちろん降りる客もいません。

 

 ですが二股駅前のバス停で女性が一人乗車。これで乗客2人になります。長万部駅には11時12分ごろ到着。料金は1600円でした。現金払いです。

 

 今日明日と1000円札を大量に使うのであらかじめちょっとした買い物でも一万円札で払い、千円札をたくさん用意しておきました。

 

 長万部では曇っていましたが雨はやんでいました。津波注意報の影響はないようでホッとしました。