次のバスの定刻は13時47分でしたが、バスが来て出発したのは13時52分。また函館バスの函館ターミナル行きです。全部現金払いで、1000円札をたくさん用意しておいたのですが、函館までの予定のバス料金は1900円で、硬貨で900円を払うことになるのでここで両替しておきます。
知内をすぎるとまた海が見えます。木古内駅前のバス停で、松前からのバスから乗り継いだ老人女性がいて、知内で先にバスを降りて乗り継いだ私がこのバスに乗っているのを見て、「えっ」という表情を見せます。
今度は函館山が見えてきました。いい景色ですが、この辺りは鉄道で何度か通過しているので、見たことのある景色です。次第に海越しに函館の街が見えてきます。お客も増えてきて「普通の路線バス」という感じになってきます。
さて、このあたりで、函館から先をどうするか思案します。当初、函館で泊まって翌日長万部行きのバスに乗ろうか、と考えたのですが、4日間もバス旅行をすると疲れるし、いい景色でも飽きてきます。しかも金曜日で、ホテルは混んでいるでしょうし、宿泊料金も高そうです。ということで函館で泊まる、という選択肢はなしにしました。
次に函館駅からおとなしく特急列車に乗って帰る、という選択肢があります。ですがこれではこれまた物足りません。実は長万部に「グラス」という洋食店があり、ここのチキンカレーが変わっていておいしいので食べられないか、という下心があったのです。
ところが、函館駅前にこのバスが到着するのは15:42なのですが、長万部行きのバスが函館駅前を出るのは15:38で、たった4分差で乗り継ぐことができません。
しかし、函館の町というのは函館山の麓にできた陸繋砂州の上にできた町で、函館駅はそこにあります。ですからその手前、五稜郭付近のどこかでこのバスを降りて長万部行きに乗り継ぐことができそうです。
でも、江差で入手した函館バスの時刻表とスマホを首っ引きで調べても、このバスと長万部行きのバスがどこでクロスするのかがわかりません。
あれこれ調べたところ、どうやら、知内からのこのバスは五稜郭バス停、長万部行きバスは五稜郭駅前バス停に止まるようですが、五稜郭バス停は函館本線を越えたところにあり、やはり、どこかで両者のバスはクロスするはずですが、両方のバスが停車するバス停がないようです。ということでダメか、と思っていたのです。
ところが、このバスが迂回して市立函館病院というバス停を過ぎたところで、スマホの地図を見ると、その後の港町1丁目というバス停は、函館本線を挟んで五稜郭駅の裏にあることに気づきました。そこで思い切って港町1丁目のバス停で飛び降りるように下車。
15:16着で1700円でした。これなら次の長万部行きが五稜郭駅前を出発するまで30分程度余裕があります。
そしてバスは陸橋を越えていきました。陸橋で線路と道路を越えるので、長万部行きのバスと同じバス停に停車しないのですね。