羊羹食べ比べシリーズ、今度は北陸代表、金沢森八の「黒羊羹」と九州代表佐賀の村岡総本舗の「小城羊羹」、いずれも小型羊羹を入手して食べ比べてみました。
「森八」の黒羊羹というと、私は金沢の出身ですから、子供の頃に食べた最初の羊羹だと思いますし、おそらく一番多く食べた羊羹と思います。ですからこの羊羹が羊羹の味の基準となっているのですね。
昔は一棹というのか、切って食べる羊羹しかありませんでしたが、今はあちこちの店が一口羊羹を出しているので食べ比べがしやすいです。「森八」の一口羊羹は45gで原料欄には氷砂糖(てんさい<国産100%>)・小豆(国産100%)・寒天という記載。
一方、小城羊羹の方は5g少ない40gで、原材料名は砂糖(国内製造)・小豆・寒天、と記されています。小城羊羹って表面に砂糖が浮いているものを想像していたのですが、小型羊羹でアルミに包まれているせいか、そういうものではなく、普通の羊羹でした。
ということで、北陸九州味比べ、としゃれてはみたものの、いざ食べてみると、原料も同じだし、あんまり差はないのですね。羊羹の食べ比べなんてそんなものかもしれませんが。
羊羹一般について、どちらも甘さは昔に比べると控えめになっているように思います。ただ、「その1」で紹介した「とらや」の黒糖羊羹の甘さが強烈だったので、他の羊羹が控えめに思えてしまうのかもしれません。今回食べた羊羹は両方とも上品な味です。やや小城羊羹の方が甘さが強いかな、という程度の感想です。
小城羊羹って表面に砂糖の結晶が浮いているんじゃなかったっけ、と思って調べてみたら、私が買ったものは「流し込み羊羹」というもので、賞味期限が長く、砂糖の浮くものは「切り羊羹」といって賞味期限が短いそうなのです。そういうことは知りませんでした。大体アルミに包まれている羊羹はこの製法のようですね。
今回食べ比べてみたもののうちでは北海道の「五勝手屋羊羹」だけに砂糖の結晶状のものができていましたが、他のものと包装が違います。
ということであまりレポートになっていませんが、とりあえず記録しておきます。