焼酎の飲み比べ記事3回目、今度はお湯割りで。
この飲み方、したことがなかったのです。でも焼酎の飲み方としてはメジャーですよね。前回と前々回は一度に飲んでしまったのでかなりキツくなりましたが、今回はそれを避けるため、4種類ずつ2日に分けて飲んでみました。1日目は①②③④の順で、2日目は⑤⑥⑦⑧の順で飲んでいます。お湯は沸騰させない程度。ネットでは先にお湯を入れてあとで焼酎を注いだ方がいいとのことでしたので、これに従いました。お湯と焼酎の割合は1:1ぐらいです。
甘味がきいて、しかも飲みやすく、これはうまい、と感じました。香りも甘い感じがして黒糖感があります。この焼酎はお湯割りがベストですね。
②雲海(宮崎・そば焼酎)
焼酎ってお湯割りがうまいんだ、と思いました。でも水割りやストレートの時の清涼感、爽やかさはあまり感じないかも。後味にかすかなそば感が出ます。
ちょっと入れ過ぎたかもしれないのですが、どっしりキツめ。昔、親が飲んでいたときにモワッとした匂いが周囲にも漂っていたのですが、それは感じません。改良されたようです。あと、甘いですね。
④白岳(熊本・米焼酎)
お湯では、ホワッとした感じが生まれ、米焼酎のせいか日本酒の熱燗に似ているかも、と思いました。安い日本酒と違ってイヤなアルコール感はなく結構飲みやすいです。
シャープな香りがします。喉が熱くなるような飲み口。飲み口もシャープな感じがしますが、アルコール度数が高いせいかな、と思います。
柔らかい匂い、喉よりも舌に熱さを感じます。軽い甘味も感じますね。芋焼酎のイメージにあるモワモワ感はあまりありません。
わずかながら清涼感があるように感じます。気のせいか、麦らしい匂いがすます。すっきりとして飲みやすいと思います。そしてホットな感じとほんわか感の両方があります。
⑧鏡月(韓国・甲類焼酎)
味、というものはしないような感じ。でも喉の横の部分に熱さを感じます。匂いらしきものもしません。甲類にお湯割りは合わないかも、と思ったのですが、思ったほど悪くはありません。
2日に分けて飲みましたし、やはり酒の匂いや飲み口を言葉で表現するのはかなり難しいもので、個人的な感想に過ぎません。それでも書いてみました。
この飲み方でのおすすめは「喜界島」と「雲海」です。特に黒糖焼酎の「喜界島」はストレートと水割りではさほどおいしいという感じがなかったのに、お湯割りでは香りも立ち、「うまい」と感じました。黒糖焼酎でお湯割りにするとおいしさが格段にアップする、というのは興味深かったです。初めてやってみましたが、お湯割りもアリですね。