写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

33  意見の違い

  私がひとりが好きな理由に、「他人と意見を合わせられないから」というのがあります。

 

 家族であっても、意見というのはなかなか合わないわけで、不愉快な思いをすることがしばしばありました。子供の頃のテレビのチャンネル争いから始まって、食べ物であるとか、旅行先で行きたいところが違う、なんてことがありました。

 

 私はほとんど他人と外食をしませんし、複数人で旅行をすることなど、職場関係の出張や職場旅行以外ではほとんどした覚えがありません。職場旅行など、あまりいい思い出はありませんから、やはりひとりで生活をして、食事をし、ひとりで旅行をした方が気楽です。

 

 子供の頃からひとりで暮らせたらなあ、と思っていましたが、それを実現して数十年、今となっては家族、というか複数人で暮らすなどということは想像もできなくなっています。年を取ったら老人施設に入らなければいけない羽目になるかもしれませんが、そういうところで生活する自信がありません。

 

 こんなことを考えたのは、今日、職場で同僚と意見が合わず、かなり議論をしてしまったからなのですね。仕事上のことだったのですが、お互い意見が合わず、結構な時間を食いました。結局私が意見を押し通して私の意見通りにやることになったのですが、条件をつけられました。

 

 一人暮らしをすればプライベートの生活上では意見の対立ということがなく、自分の思うままに行動することができますが、職場というところはそういうわけにはいきません。しばしば意見の衝突が起こるわけです。

 

 結局、自分の意見が通ったとは言え、こういうことに無駄なエネルギーを費やすのはモヤモヤするし、相当メンタルにこたえますね。さりとて相手に妥協してこちらの意見を引っ込めると、もっとへこんだでしょう。こういう意見の違いというのがあるので、他人と付き合うのが嫌になってしまうのでしょうね。あーあ、です。

 

 

32  5月病なりかけ

   5月もなかばを過ぎて、どうもよろしくありません。仕事上もうまくいかないことが出てきて、どうも元気がありません。ここ数日は寝起きも悪く、起きるのがきついです、天気はとても良くて、快晴の日が多いのですがね。こういう日は仕事を休みたいですが、そうもいきません。

 

  ということで、5月病になりかけですかね。ゴールデンウィークのあとは、何かときついです。仕事がうまくいっていないので、家に帰ると、毎日「スカイスキャナー」をいじって、机上旅行のプランを作っている日々です。台湾・韓国・香港・タイ・シンガポールといったところの周遊旅行プランを作って、どれが安くて効率のいい旅行プランか、あれこれ検索しているのですが、現実問題として、こんな旅行をすることもできないでしょうね。

 

 相変わらず足も痛いし、精神面でも不調になりつつあり、旅行どころでもないでしょう。夏場に夏季休暇を取ることができるのですが、今年はそんなに長く取ることはできないでしょうし、6月は祝日もなく、ちょっとげんなりしています。でもなんとか乗り切りたいですが、どうなることやらです。

 

 なんだかまとまりのないはなしになってしまいましたが、5月病なりかけ、こういう状態ですよ、と無理矢理ひと記事でっち上げました。おしまいです。

 

   

31  懐かしさとトラウマと

  昨日の選挙の記事で、約30年ぶりに昔住んでいた街に舞い戻ったせいで、当時よく街頭演説をしていた候補者がまだ現職だったと知り、懐かしくなって思わず投票してしまった、という記事を書きました。

 

 まあ、こういう投票行動がいいのかどうか、政治的には疑問の余地が残るところですが、昔を思い出して懐かしくなる、というのは精神衛生上にはいいことだそうですね。私は日々鬱気味ですので、懐かしさにひたる、というのはいいことだった、ということにしましょう。

 

 こういう思い出を思い出すことは悪いことではないのですが、50数年も生きていると、思い出はいいことばかり、懐かしくなることばかりではありません。ふとした瞬間に昔の嫌なことを思い出すこともしばしばあります。それでもうかなり昔のことなのに、その嫌な気分を思い出して鬱々してしまう、ということも、これまた多いのです。

 

 旅行の思い出だとか、昔見たテレビをYouTubeでみて懐かしくなったり、「懐かしい」という記憶はプラスの方向に働くのですが、一方で、何かのきっかけで昔の嫌な出来事、嫌な人物のことを思い出すこともあります。こういうのは「トラウマ」というのですかね。嫌な人物など思い出したくもない、記憶から消し去りたいのですが、そう都合良くいい思い出ばかりが甦りません

 

 特に嫌なのは、昔好きだったことが、ある嫌な出来事のために上書きされて、嫌な印象に変わる、という場合があることです。その逆はあまりないように思います。

 

 私はこのブログでもその他でも、いい思い出になりそうなこと、懐かしいと思うことは具体的に書きますが、嫌な出来事や思い出は意図的に具体的には書かないようにしています

 

 もちろん、日々のストレスの吐き出し口としてこのブログを利用して、いまやメンヘルブログと化しているのですが、具体的に書くと、忘れかけていたことでも読み返して思い出してしまうのが嫌なのですね。

 

 ですから、このブログを読んで、なんでこの人、こんなにストレスため込んでいるのだろう、という事情がよくわからない場合も多いと思いますが、そういう事情ですのでご承知おきください。

 

 過ぎてしまったことは仕方ないし、年を取るにつれて嫌な思い出も積み重なってしまうのですが、できるだけ思い出したくないようにしたいものです。それができないから鬱になるのですけどね。

30  職場には行きたくないのに旅行には行きたい

 このところ、また気晴らしに語学CDのの聞き流しをしたり、YouTubeで旅行や語学の動画を眺めていたりしています。

 

 今はあれこれあってメンタルもきついし、仕事も忙しくなってきたので無理ですが、夏頃になって休みが取れたらまたどこかへ旅行したいな、とこうした動画を見ると思いますね。一方で仕事辞めたい、と思いつつ、一方で金がかかる旅行に行きたい、と思っているのは矛盾していますが、どちらも偽らざる気持ちなのです。

 

 ときどき、鬱なのに海外旅行に行く人がいる、と批判されることがあります。こういう場合、一時「新型うつ」とか言われていましたが、適応障害といういい方の方がぴったりきますね。要するに職場(職場だけではない場合もあるでしょうが)に不適応を起こしているから、気分が塞ぎ込んで行動できない、それが数日にとどまらず、連日続くと鬱病のようになってしまう、というところなのでしょう。

 

 環境を変える、仕事や職場を変える、ということがこういう人にとってはいちばんの解決策なのかもしれません。ですが、私も含めて、そういうことを簡単に決断することはできませんし、これからも肩たたきやこれ以上のよほどひどい状態にでもならないと踏ん切りがつかないでしょう。

 

 気分が沈んでいて職場に行きたくない、でも旅行には行きたい、という人の気持ちはこんなところではないかと思います。仕事を辞めて長期の旅に出る、というのがもしかしたらベストチョイスなのかもしれませんが、それはそれで経済的に無理があります。

 

 こういう気持ちを抱えたまま、また日々が過ぎていきそうです。

 

 

29  今日もへこんで考え込む

   毎日職場では孤立気味。何か話しかけられると文句を言われる、というところです。この職場はメンタルがタフで「鈍感力」がないと勤まらないなあ、自分は能力もないですがセンシティブすぎるなあ、と思います。

 

 人数が多い割には職場でウマの合う人もいませんし、前の職場ではたまにウマの合う人もいましたが、そういう人はやはり職場ではなかなかうまくいっていない人でした。自分とタイプの違う人でないとうまくやっていけない職種、職場のような気がしてなりません。

 

 ずっと我慢して仕事をしてきましたが、「天職」が見つかるまで「転職」を繰り返す、という生き方の方が良かったな、と後悔することもあります。今日、ネットでそんな記事を読みました。ただ、もう年齢的には50歳を超えて新しい仕事に挑戦、という年齢でもないし、好待遇の正社員で雇ってくれるところもないでしょう。

 

 ですが、これまで独身でいたおかげで、経済面では極端に困窮しているわけではありません。賃貸暮らしで持ち家がありませんし、都市部に来て出費の多さとこのところの物価高に閉口していますが、余計な出費をやめれば仕事を辞めてもそれなりに生きていけるのかもしれないです。

 

 そう考えると、今年ダメなら早期退職するかな、という思いが生まれます。でも、資産の多寡にかかわらず、資産が減っていくのを見ていく、というのはこれまたメンタルに良くないそうですね。

 

 今年度はかなり厳しい、負け戦覚悟の一年になるかもしれません。そうなったとき、身の振り方をどうするか、考えていく日々になりそうです。