写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

33  意見の違い

  私がひとりが好きな理由に、「他人と意見を合わせられないから」というのがあります。

 

 家族であっても、意見というのはなかなか合わないわけで、不愉快な思いをすることがしばしばありました。子供の頃のテレビのチャンネル争いから始まって、食べ物であるとか、旅行先で行きたいところが違う、なんてことがありました。

 

 私はほとんど他人と外食をしませんし、複数人で旅行をすることなど、職場関係の出張や職場旅行以外ではほとんどした覚えがありません。職場旅行など、あまりいい思い出はありませんから、やはりひとりで生活をして、食事をし、ひとりで旅行をした方が気楽です。

 

 子供の頃からひとりで暮らせたらなあ、と思っていましたが、それを実現して数十年、今となっては家族、というか複数人で暮らすなどということは想像もできなくなっています。年を取ったら老人施設に入らなければいけない羽目になるかもしれませんが、そういうところで生活する自信がありません。

 

 こんなことを考えたのは、今日、職場で同僚と意見が合わず、かなり議論をしてしまったからなのですね。仕事上のことだったのですが、お互い意見が合わず、結構な時間を食いました。結局私が意見を押し通して私の意見通りにやることになったのですが、条件をつけられました。

 

 一人暮らしをすればプライベートの生活上では意見の対立ということがなく、自分の思うままに行動することができますが、職場というところはそういうわけにはいきません。しばしば意見の衝突が起こるわけです。

 

 結局、自分の意見が通ったとは言え、こういうことに無駄なエネルギーを費やすのはモヤモヤするし、相当メンタルにこたえますね。さりとて相手に妥協してこちらの意見を引っ込めると、もっとへこんだでしょう。こういう意見の違いというのがあるので、他人と付き合うのが嫌になってしまうのでしょうね。あーあ、です。