写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

85  例えば私が死んだら…

 私はひとり者ですから、自分の最期を看取ってくれる身寄りがありません孤独死確実、といった情勢です。まあ、近頃は、独身者に限らず、家族がいても子供が独立したり、配偶者に先立たれたりすると、老後孤独死する可能性が高く、今後、孤独死は当たり前のものになっていくでしょう。

 

 たとえ親族がいてもそうなのですが、その人のすべてを把握しているわけではないのですね。特に近頃は家族や親族であっても、その人がどれぐらいの資産があって、どんなことをしていて、というのが把握困難です。資産はなんだかんだ言っても遺言などがあるかもしれませんが、どういう人間関係があるのか、なんてことをすべて把握するのは困難です。

 

 もしかしたら習い事やサークル活動をしていたかもしれないし、何かの団体に入っていたかもしれない。その程度なら会の方から問い合わせがあるかもしれませんが、昨今はネット上で何かをしていたかもしれない、という可能性があるわけです。

 

 私もこうしてブログを書いていますが、周辺の人間にこのブログの存在を知っている人はいないと思います。(意外といるのかもしれないですが…)

 

 ということで、もし私がこのブログをやめないで死んだ場合、このブログは突然終わります。で、自分で死亡告知はできませんから、このブログをいつも見てくださっている数少ない方に私の死を知らせることができません。まあそんなに気にする人はないかとも思うのですが、でも、この人、突然ブログを更新しなくなったけど、どうしたのだろう、単にやめただけかな、それとも何かあったのかな、とモヤモヤした気持ちをもたれるのではないかと思います。

 

 自分ではどうしようもないことですが、でもどうにかして告知する方法はないかなあ、と思ったります。でも知人の誰かに後事を託す、といっても思い当たる人もいないし、いてもこのブログの存在を教えたくありません。

 

 なかなか難しいですね。