おおさか東線に初乗りして、JR野江駅で降りました。昔祖父母が住んでいたあたりを訪ねてみますが、このあたり、昔から迷路のようで、何度来てもわからないのです。とりあえず、京阪野江駅まで行ってみます。新しい駅からだとやはり迷ってしまいます。そして祖父母が住んでいた家をスマホの位置表示をたよりに、ようやく見つけます。もう何十回も行ったのに、一度でたどりくけることはめったになく、本当にわかりにくい地域です。
そして驚いたことに、この家、祖父が死んで20年も経っているのに空き家のままです。このあたり、下町の長屋風の小さな家が並んでいますが、空き地になったところは少ないものの、一部歯抜け状態になっていますし、空き家も多いようです。
そのあと、地下鉄谷町線の野江内代駅のある通りまで出て、もう一度、祖父母の家に戻ってみます。帰りは比較的やさしい一本道で、線路が目印になりますから、さほど迷いませんでした。暑いので自販機で関西限定カフェオレ110円なるものを買って飲みます。
大阪は維新になってよくなった、などという声も聞きますが、このあたりの様子を見ると、大阪はもっと大規模な再開発できないのか、と思ってしまいます。20年も空き家だった小さくて古い、祖父母の家に今さら誰かが入居するとは思えませんが、さりとていまだに住んでいる人もいて、全部取り壊すわけにもいかないのかもしれないです。