写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

17  2日目午前中 韓医院でカッピング・電気鍼・蜂の毒針治療を受ける(2023年8月1日)

 ソウル薬令市にある「チェヒョク韓医院」にやってきています。

 

 今回、右足が痛い、といったので、その治療が中心となります。カッピング・電気鍼・蜂の毒針を施療するとのこと。ますカッピング。いわゆる「吸い玉」です。肩・腰・それに右足につけていきます。前に行った「椿韓方クリニック」では、カッピングでたまった「悪い血」を鍼で抜いていましたが、ここはそれはしていないようでした。

 

 次に電気鍼。鍼を打っていきます。これも前回の韓医院と違って、頭のてっぺんに打った以外は変わったところには打ちませんでした。いくつかの鍼に電気を通していくのですが、右足の親指の裏のところが非常に効きます。でも日本語ができる助手の人に言わせると、あまり強いのは良くないそうで、それ以外の部位はそれなりの刺激でした。ただ、電気の調節は先生ではなく、日本語のできる助手の人がやっていました。カッピングの跡に鍼を打つわけですから、これで「悪い血」が抜けるのかもしれません。鍼を抜く時も助手の人がやっていました。いいのかな、と思いましたが。

 

 最後が初経験の蜂の毒針治療でした。なんだかおどろおどろしい治療です。大丈夫かな、と思います。先生が赤い線の入った注射器のようなものを見せてくれたものの、全然痛みや刺激らしきものがありません。いつどこに打ったのかな、という感じでした。話の種としては一番面白い治療でしたが、全然感触がなく、拍子抜けでした。

 

 治療費は現金30000ウォン、カードで40000ウォンとのこと。もちろん現金で払います。日本円で3300円ぐらいですかね。韓国人であれば保険適用になるので、10000ウォンだったか「1000円」だったかで治療できるそうです。「毎日来ても大丈夫です」と言われましたが、明日は香港に行きますから残念ながら行けません。治療時間は45~50分程度でした。
 
  はじめの段階で漢方薬もあると言われましたが、無理強いはされませんでした。体質診断の結果の紙やうちわをもらって韓医院を後にします。

 

 朝の段階では足が痛かったのですが、治療を受けたので右足の痛みは治まりました。これなら左足もやってもらえば良かったと思います。カッピングをすると赤くて丸い跡ができますが、これは旅行が終わる頃まで残っていました。