今年(2024年)夏の旅行記を始めます。また時々雑記を挟みつつ、掲載する予定です。
さて、8月10日(土)に出発することになりました。今回はその前振りです。
一応、先に旅程を書いておくと、札幌→新函館北斗→東京(1泊)→金沢(2泊)→敦賀→京都→大阪(1泊)→広島→博多→長崎(1泊)→博多→鹿児島中央(1泊予定が3泊)→博多→東京→新函館北斗→札幌というものでした。鹿児島で延泊した2日分は、枕崎と熊本を往復しました。あと埼玉の大宮と門司にも行きました。ほぼ日本縦断と言っていいと思います。
そして、書くかどうか、かなり躊躇しましたが、正直に書きます。費用は約40万円弱かかりました。昨年の4カ国周遊旅行でも30万円弱だったので、大丈夫だろう、と思ったのですが、国内旅行なのにそれ以上の出費となり、目算は大ハズレ。金銭面では大後悔の旅行となりました。私は富裕層ではありませんので、中流層レベルでできるもっとも贅沢な旅行になってしまったわけです。
九州の鹿児島まで行きましたが、台風で帰宅日の新幹線が計画運休になり、念のため鹿児島滞在を2日延ばしたので、その分の出費増もありました。一週間の予定が8泊9日の日程になりましたが、宿泊費はそれでも5万円いかなかったので仕方ないかな、と思います。
なんと言っても一番の問題は交通費でした。航空機に乗らず、鉄道旅行にこだわったのですが、JR各社の割引料金の全貌もつかめず、JRの料金だけで約20万円かかってしまったのです。
外国人には「ジャパンレールパス」がありますが、日本人は使えません。それなのに、ほぼ新幹線ばかりで鹿児島まで行って帰ってきたので、猛烈にお金がかかりました。
10数年、大きな国内旅行をしなかった間に、切符の買い方その他も変化しており、要領を得ず、ほとんど正規料金での旅行となりました。さらに台風による日程変更等もあり、効率の悪い旅になってしまったのです。これは、もう少し研究する余地があったのかもしれません。鉄道での長距離旅行は相当な贅沢で、これからはLCC利用でないと、国内旅行も厳しいな、と感じました。
おまけにお盆時なのに予約が遅く、しかも、せっかく行くのだから、と窓際にこだわったら、「グランクラス」に2回も乗る羽目になってしまいました。話の種に1回は乗っておいてもいいかな、と思ったのですが、2度目は日程変更の産物で、これでよかったのかな、と思います。
一方、食べ物やお土産もあちこちで買ったので、その辺の費用も10万円かそれ以上はかかったと思いますが、これは仕方ないところです。考えてみれば、大阪より西への旅行は18年ぶりです。あれこれ食べたい、買いたい、と思っていたものをかなり買い込んでしまいました。
それと、いつも家にある料理用兼用のパック酒とは全然違う酒を飲んで、日本酒や焼酎はうまいものだ、ということで酒に目覚めましたが、これもよかったのかどうか。
ということで、内心忸怩たるものがあるのですが、これから旅行記を掲載していくことにします。