写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

43  もう冬の休みの旅行を考えています

    夏期休暇が終わってしまいました。今年は休みを長めに休みを取ったのに旅行に行けなかったことがきっかけで超グダグダ暮らしで、本当に何もしませんでした。

 

 やはり旅行に出た方がよかったのかな、と思いますが、国内旅行をするにしても本州方面は暑そうです。食指が動いたのは札幌から鹿児島まで新幹線で行くことでしたが、運賃が高すぎて踏ん切りがつきませんでした

 

 東京か大阪にでも航空機で行けば多少安上がりですが、「点」の旅行がしたいのではなくて「線」の旅行をしたいのです。つまり、観光地巡りではなく、乗り物に乗って車窓を眺める、というタイプの旅行です。ところが新幹線の未乗区間はトンネルばかりだし、新規開業区間は大都市部の通勤線ばかり。乗ってみたいと思わせられる路線は西日本の一部のローカル線や私鉄ですが、これは北海道からでは行きにくいです。

 

 一応、20年ほど前に日本のあちこちを一通り行ったので、後は落ち穂拾い的なところか、同じところを20年ぶりに見てみる、という程度の旅行にしかなりません。その変化も、面白いところはなくなっています。

 

 私は先日「北海道JR在来線完乗」を達成しましたが、実は新幹線の新函館北斗~八戸間が未乗です。八戸までしか伸びていなかった頃から東北新幹線に乗っていないのです。あとは山形新幹線区間は乗りましたが普通列車でした。北陸新幹線は乗っていません。上越新幹線は長岡までは高校の時に乗りましたが、長岡~新潟間は乗っていません。九州新幹線は博多から鹿児島中央まで乗っていません。

 

 並行在来線は乗っているのですが、新幹線はトンネルや防音壁が多くて魅力が乏しく、どうもわざわざ乗ってみよう、という気になりません。通勤路線もロングシート車が多くて新線が開業しても乗る気になりません。

 

 「列車に乗って景色を見る」という観点からは、最近の新幹線・通勤路線ばかりの開業、並行在来線の三セク化、ローカル線の廃止とロングシート化、と鉄道旅行の魅力はなくなってきつつあります

 

 これは日本に限らず、韓国や台湾に行ったときにも感じました。トンネルや地下線の新線建設が進んでいて、せっかくの景色を見ることができませんでした。タイあたりでも今後近代化が進んで似たようなことになるのかもしれません。

 

 こうなると、鉄道より航空機利用の海外旅行の方に食指が動きます。少しづつ海外便が復活してくるようで、スカイスキャナーを見ると、台湾便は千歳からの直行便が復活しています。かなり料金が高いですが。韓国も11月ぐらいから直行便が復活するようです。

 

 コロナの検査の証明とかやっかいごとがまだ多いようですが、その辺がクリアされれば今冬は海外に行くかもしれません。海外旅行系youtuberの人たちは待ち切れないようで、結構な人がもう海外の動画をあげています。

 

 夏期休暇を無駄にしたくせに、もう冬の休みのことを考えています。もっと真面目に仕事に取り組めばいいのでしょうがね。