写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

45  香港のたずね歌

   以前に韓国の歌で、日本の歌にそっくりな歌があるが題名がわからないという「たずね歌」の記事を掲載したことがありました。待てば海路の日和あり、という言葉がありますが、かなり時間がかかったものの、答えてくださる方がいて、2曲中のうち1曲は曲名がわかり、久しぶりに聞くことが出来て、記事にもしました。

 

 さて、実は香港の歌で、いまだにあの曲は何という曲だったのだろう、という曲があります。こちらこそ何の手ががりもありませんので、記事にするのを躊躇していたのですが、もうネタ切れ気味ですので、何でもかんでも書いておくことにしています。ほとんど回答は期待できませんが、それでも香港歌謡に詳しい方の目にとまるかも知れませんので一応書いておきます。

 

 たったひとつの手がかりは、1993年5月に香港に行ったとき、往復のキャセイパシフィック航空の機内放送でかかっていた女性歌手の歌、というだけです。サビのメロディーは覚えているのですが、その部分だけで、鼻歌でメロディーを歌うことは出来ますが、これではどうにもなりません。

 

 ネットには「鼻歌検索」なるものがあると知り、以前試してみましたが、ダメでした。さすがに香港の、それもヒットしたかどうかもわからない歌ですから、ひっかからないのでしょう。また、youtubeでも「1993年の香港の女性歌手の歌」ということで、いろいろな検索ワードを試して検索したこともあるのですが、これまた「これだ!」と思う歌は出てきませんでした。

 

 さーて、いつか誰かが「これだ!」という曲を教えてくれるでしょうか?気長に待つことにしますが、ヒントに乏しいので、期待薄かな、と思っています。

29  スマホを持って1年経っての感想

  私は長年スマホはもちろん、ガラケーすらも持っていませんでした。このブログをはじめた当初、スマホを持たないブロガー」という記事を書いたことがあります。変わり者扱いされていましたが、このブログをはじめるきっかけになった一連の海外旅行で情報源が必要だと感じたこと、転勤に際して新しい職場でも変わり者扱いされるもの嫌だな、と思ったことがきっかけで、遂にスマホ使用者になりました。

 

  ところがコロナ禍で海外旅行に出かけられなくなり、当面、一つ目の必要性はないことになってしまいました。二番目の事情はどちらかと言えば実用性と言うよりも体面の問題ですから、まあこの面で変人扱いされなくなったものの、もともと変わり者ですから、他の面で変人であることがにじみ出ているのだろうと思います。

 

    ずっと持たなかった理由として、追いかけ回され感、いつでも捕まる感、が出るのが嫌だ、というのがありました。私は電話嫌いで「電話は暴力」と思っている人間ですから、固定電話ですら要らないと思っている人間です。電話がかかってくるのがいやなのですね。ですからスマホを持ってもいつもミュートにしておき、かかってこないようにしています。

 

 かける方は職場の勤務時間にしか営業していない業者に連絡するとき、今までのように公衆電話を探したり、職場の電話をやむを得ず借りたり、年休を取ってかけたり、ということをしなくてよくなったのは便利です。ということでスマホで電話をかける、という行為はしていますが、100%業者さん相手ですね。

 

 では、何をしているかというと、もっぱらこのブログの確認とニュースを見ることです。外出時にヒマなときは見ています。これで結構時間とデータ量を使ってしまうようです。

 

 スマホを持つときに懸念したこと、「追いかけ回され感」と、「捕まってしまう感」は現実になりました。ただし、当初懸念していた仕事関係ではなく、知人のメール・メッセージ攻勢でした。以前書いたことですが、これには正直辟易してしまいました。当初たまに来る程度かな、と思っていたのですが、相手がスマホ依存症になってるのか、一時はのべつ幕なし状態でした。今はスルーを続けています。自分も依存症にならないように気をつけたいものです。

 

 ということで、私にとってスマホはもってみたものの、使いこなせていないし、料金も高く金銭面でも負担感があるし、懸念していたことが現実になったし…ということでややネガティブな評価です。安心感があるので、大手のものにしたのですが、正直ウェブサイトを見るのと、電話をかける機能だけがあればいいかな、というところ、あとは当面要らないかな、というところでした。

 

 皆さんはいかがですか?使いこなしていますか?振り回されていませんか?

 

 

 

 

49  煮干しの二度買い

    先日、焼き魚をする際、魚だけでは寂しいかな、と思い、あわせて豚汁も作りました。いつものように「かねさ甘味噌」を使って作ります。これは以前の記事で紹介した通りです。

 

    ところが、だし用に使う煮干しが見当たらないのです。おかしいなあ、と思います。冬に「一ヶ月鍋」をした際に投入したので、一度なくなったのではないかと思いましたが、その後買ってきたような気もします。おかしいなあ、と思いつつ、その日は見当たらないので、鰹だしのパックを投入して豚汁を作りました。

 

 で、そのうちまた作ることもあるだろうから、と思い、煮干しを買ってきました。そしてまた豚汁を作ります。私は飽きるまで同じものを食べ続ける性癖があるのと、ひとり暮らしで材料が余りがちになるため、数日同じものを食べつつける、という食生活をやりがちです。

 

 ところが豚汁を作ってふと台所の入口を見ると、買ったのとは別の「煮干し」が置いてあるではありませんか!やはり前に買ってきていたのだ、とがっかり。乾物を置く棚にも冷蔵庫にも入っていなかったので、前回作ったときには気がつかなかったのです。

 

 私は職業生活をしていますし、その他こうしてブログ活動をしたり、妄想癖があるのであれこれボヤーッと考えごとをして妙なことを実行してみたりと、おかしな生活を送っているので、家事は後まわしになりがちです。その結果、同じものを2度買ったり、必要なものを何度も買い忘れたりということがよくあります。

 

 まあひとり暮らしでそう頻繁に味噌汁を作るわけでもないし、煮干し、というものを頻繁に使うわけではありません。さてこの煮干し、どうしたものかと思っています。

 

48  某D○○社のサプリメントを買ってしまう 

 私も寄る年波で、あちらこちら調子が悪いのです。薬も各種飲んでいますが、それとは別にサプリメントも飲んでいます。薬ではありませんから、気休めなのですが、それでも何らかの効果はあるのだろうなあ、と思って毎朝飲んでいるわけです。

 

  あくまでも気休めですから、そう高価なものを買うわけにはいきません。ドラッグストアやスーパーの薬品コーナーで手頃なものを買います。そうなると選択肢は某D○○社ものになってしまいます。というわけで、この某D○○社のサプリメントをよく買っていました。

 

 ところが、この某D○○社の会長が、「ヘイトスピーチ」を会社のページに載せた、という報道がありました。韓国がらみですね。今は削除されたそうですが、報道を読む限りでは、「おやおや」と思う内容です。

 

 確かに韓国の対日姿勢にも「おやおや」と思うところがありますが、この報道を読むと、単なるヘイトスピーチというより、素人にも事実誤認とわかる箇所があり、なんだかなあ、と思ってしまいます。同業他社のことを「チョン○○-」と伝聞の形を取りながらも揶揄している箇所もあり、品がないなあ、と思わせられます。もっというと、言いたい放題、イッちゃってるな、という感想。

 

 まず思ったのは、こんな人が経営者である会社で働いていないでよかった、ということ。こんなことを会社の公式ページに載せる時点で引いてしまいます。やり手なのでしょうが、同時に独裁者なのでしょう。そして出来ればこの会社の製品を買いたくないなあ、ということです。

 

 ところが先日そのサプリメントが切れてしまいましたので、近所のショッピングセンターの健康食品売り場に行きました。この件以来、この会社に対してネガティブな印象を持っていたので、他社製品がないか、と思ったのですが、ありません。断乎としてこの会社の製品を買わない、という考えもあるでしょうが、ヘタレな私は選択肢がないので結局この会社のサプリメントを買ってしまいました。我ながらなんだかなあ、と思います。

 

 目立つところにあるのはこの会社の製品ばかりで、他社の製品をあまり見かけません。一種の独占状態になっているのでしょうか?ですから思い上がった発言を載せても大丈夫、と思ったのではないでしょうか?

 

 韓国批判をするならするで結構ですが、個人のサイトでやればいいと思いますし、少し品のある表現で批判して欲しいな、と思います。正直、出来ればこの会社の製品は買いたくないな、と思ってしまいつつも買ってしまったので、内心忸怩たる思いで飲み続けています。

 

 

09  役に立たないことが出来る私

  私はこうしてブログをやっていますが、基本的には「IT弱者」です。まあコンピューターに関する能力を高めるために努力してこなかった、ということでしょうが、その代わり妙なことが出来ます。

 

 ひとつは和文タイプが使える」ということです。私は大学までパソコンもワープロも所有しておらず、また当時既に少しずつ大学で「情報処理」の授業が始まっていたようでしたが、選択しませんでした。大学のゼミのレジュメも手書きで書いていきましたが、当時は何も言われませんでした。

 

 ところが就職してみると、前の職場でも今の職場でも既にコンピューターが導入され、また、当時はワープロ専用機を使っている人が多い時代でした。私はワープロ専用機を使ったことがなく、困っていたのですが、今の職に転職してすぐ、定年後、非常勤で勤めている方に「これなら教えてあげられるよ」といわれて「和文タイプ」の使い方を教わってしまったのでした。

 

 ということで、しばらくは職場で「ガッチャンガッチャン」と、一文字ずつ和文タイプを打っていたのでした。訂正するときは白テープを打つのです。すると消えます。

 

 当時すでにこの和文タイプはほとんど使われておらず、私の専有物のようになってしまいました。ところがあるとき、年長の上司が「ガッチャンガッチャン」やっているのを年長の職員が使っているのだと勘違いしてタイプのある部屋に「懐かしいねえ」といいながら入ってきて、まだ20代だった私が使っているのを見てギョッとされたことがあります。

 

 そのころにやはり職場の方から一太郎の手ほどきを受け、ワープロ専用機を経ずにこれを使うようになりました。ですが「word」が幅をきかすようになり、「一太郎」が次第に肩身が狭くなました。「国産品愛用」などとうそぶいていたのですが、若い人が多かった前の職場では肩身の狭い思いでした。今の職場は年長者が多いので、その面では肩身の狭い思いをしなくて済むのですが、しかしIT能力は依然として低く、やはり肩身が狭い思いですね。

 

 また、子供の頃にそろばんを習っていたので、簡単な足し算ならそろばんの方が便利です。私は今でもときどきそろばんを使うことがあって、珍しがられたり、変に思われたりすることがあります。2ケタぐらいのたし算は暗算では出来ないし、さりとて電卓でやるよりは便利だと思うのですが、やはり時代錯誤ですかね。

 

 パソコンに関していえば、私の数少ない自慢は「ハングル入力が出来る」ということです。韓国語をやっている人なら誰でも出来るでしょうが、職場で韓国語をやっているという人は知りません。韓国語どころか、英語すら仕事で必要になったことはほとんどない職種です。韓国語そのものがペラペラであればそれはそれで自慢できるでしょうが、残念ながら能力不足・努力不足でそうではありません。カタコトでとどまっています。

 

 ただ一度だけ、どういう状況だったか忘れましたが、これが職場で役に立ったことがあります。たしか言語設定を変にしてしまった職員がいて、それを直してあげた、というだけですが、普段パソコンについては聞いてばかり、「わからない」とぼやいてばかりの私が他人のパソコンを直してあげた唯一の例ですから、よく覚えています。

 

 アナクロな役立たず人間ですね。