写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

51  クルマ社会を考える

    先日、昨日の記事にも出てきた、私の数少ない知人氏が、車検の費用がかかる、車検など自己責任でいいのではないか、という話をしてきました。

 

 私は車に乗っていないので、車検の是非はわかりません。でも、たまに乗せてもらうだけ、あるいは歩行者の立場からすれば、安全に越したことはないので車検制度に反対ではありません

 

 車に乗ることには自動車の購入代はもちろん、税金やガソリン代、それに今回話題に出た車検、その他私は乗ってないので見当がつきませんが、結構な費用がかかるものなのでしょう。そう考えると車に乗ることは、ある意味、結構な贅沢だと思います。

 

 ところが乗りたい人が乗る、という嗜好品的性格のものであればいいのですが、現代の特に地方社会、多分首都圏と京阪神周辺以外では、必需品に近いものがあるようです。

 

 今春、地方都市への転勤話があったとき思いましたが、北海道の場合、地方都市は中心街の空洞化が進み、車嫌いの私でもいよいよ観念せざるを得ないか、と中年後期になって車に乗ることを検討したものでした。転勤は沙汰止みになり、車に乗らずに済みましたが、来年あるかもしれませんので、そのときどうしたものかと思わざるを得ません。

 

 そのとき思いましたが、高齢化でもあり、車がなくても徒歩や公共交通機関で普通に生活できる町作りをしてほしいものだと思います。高齢者や適性のない人が無理に乗っているケースも結構あるようですし。 

 

 私が乗るとしたら、費用面、安全面とも相当な覚悟が必要です。脱クルマ社会、という動きは起きないものでしょうかね?