写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

32  タクシー乗り場を見て気づいたこと

   転勤して今の職場に通うようになって3年がたちました。通いづらい職場で、天気が悪い日はついついタクシーに乗ってしまうことがあります。車で通うことが前提になっている立地なのですが、私は車に乗っていないので、バス&徒歩で通っています。雨風、あるいは吹雪の日は20分歩くのがきついのですね。

 

 そういう通勤環境なのですが、毎日行き帰りに駅前を通ります。駅前にタクシー乗り場があるのですが、朝夕そこを通って気づいたことがあります。

 

 のタクシー乗り場にはタクシー会社のタクシーばかりが並んでいて、夕方のタクシー乗り場には個人タクシーばかり並んでいるのです。私がタクシーを使うのは天気が悪い日の朝ですから、まずタクシー会社のタクシーを使うことになります。

 

 タクシー会社の場合は、早朝勤務が求められるのでしょうが、個人タクシーの場合は、マイペースで営業できるので、お昼からのんびり駅で客を待つ、ということができるのかもしれません。

 

 同じタクシー運転手でも、社員運転手と個人タクシー運転手では時間的なゆとりというか、こういう違いがあるのでしょう。確か個人タクシーを開業するには、10年ぐらい運転手の経験がないといけないとか、無事故無違反でなければいけないとか、ガレージと営業所(自宅でいいそうですが)、いろいろ条件があって、決して簡単になれないのでしょうが、個人タクシーになると自分の判断で営業できる部分が多いのだと思います。

 

 もちろん、営収をあげなければ食っていけませんから、そこはベテランの勘で、早朝からは働かなくても、うまく営収をあげる方法を身につけているのかもしれません。

 

 どちらも高齢者のドライバーが多いのでしょうが、同じ仕事をしていても、こういう格差はあるのでしょうね。 

 

 自分の職種でも、同じ仕事をしていても、うまくやる人、そうでない人がいて、自分はうまくいかない方です。同じ仕事の中でも、労働環境に格差はできてしまうものなのでしょうかね?