昨年も書きましたが、私は正月の早朝に「舞楽」を見るのを勝手に「縁起物」にしています。元日の早朝にNHKの「舞楽」翌2日の早朝に民放(フジテレビ系、東海テレビ制作)で「伊勢神宮舞楽」をやるのです。
ところが例年、どちらかを寝過ごして見損なってしまいます。昨年は民放版を寝過ごして見ることができませんでした。そんなに意地になってみるよう番組でもないし、今までは結構がっかりはするものの、まあいいか、で終わっていたのですが、昨年このことを記事にして以来、来年こそは両方きちんと見よう、と密かに心に誓って(?)いたのです。
まずは元日のNHK版「舞楽」。昨日の記事でも書いたように、「朝まで生テレビ」を徹夜で見ました。途中で眠くなる年が多く、ウトウトしてそのまま、というパターンが多く、「舞楽」を見損なう年はたいがいそうでした。今年は寝ないで全部見ていました。そしてこの番組が早朝6時頃終了し、6:05分からEテレで肝心の「舞楽」があります。ちゃんと見られました。
もちろん舞楽などに詳しくないのですが、今年はまず左方(中国などの系統)の「承和楽(しょうわらく)」、続いて右方(朝鮮半島系)の「新靺鞨(しんまか)」が演じられました。「新靺鞨」の方が服装も朝鮮系のようですし、舞も寝て踊るような部分があって、通常の舞楽のイメージと異なり興味深かったですね。こちらは宮内庁式部職の方でやったものです。
6:25までのミニ番組ですので、最後まで見届けて、初詣に出かけました。
翌日が昨年寝過ごして見損なったフジテレビ系の「伊勢神宮舞楽」です。ちゃんと目覚まし時計を5:00にセットしました。5:40からなのですが、てっきり5:20からと勘違いしていました。それでも5:40から番組が始まります。「伊勢神宮舞楽」の方は、「五常楽(ごしょうらく)」というものだそうです。伊勢神宮なので、東海テレビ制作なのですね。こちらもミニ番組ですのできちんと見届けました。
ということで今年はちゃんとNHK版、民放版の両方を見ることができました。変なことにこだわっているわけですが、正直ホッとしました。