写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

64  珍しく会食でお好み焼き

   私はひとり者ですし、知人友人が極めて少ないので、食事は家の中、外食にかかわらずいつもひとりです。基本的に誰かと一緒に食事をするということがありません。集団の会食は苦手ですから、好き好んで会合に出たり、誰かを誘って食事に行くということがありません。

 

 ただ、ごく稀に、数少ない知人からお誘いをいただくことがあります。今年のお正月に珍しくそういうことがありました。

 

 この人とならいいか、という方だったので、OKしました。さて、では何を食べるかということになります。ひとりで食べにくい料理がいいです。私はひとり鍋をよく作りますので鍋料理は除外、焼肉も考えましたが、これまたひとり焼肉をよくやります。まあそれでも、自宅でフライパンで作る焼肉よりはやはり美味しいので、焼肉屋でもいいかな、と思います。

 

 もうひとつ考えたのがお好み焼。これも自宅では作りにくい料理です。実は作ったことがあるのですが。

 

 とにかく、相手の方に、焼肉とお好み焼きとどちらがいいか、と聞いたところ、「お好み焼き」という答えでしたので、札幌駅の「風月」というお好み焼きの店に出かけました。

 

 二人とも、「広島焼」の方が好みなので、「ミックス」と「牡蠣入り」をそれぞれ頼みました。店員の人に焼いてもらい、半分ずつに分けて食べました。たまに食べると美味しいですね。

 

 どんな会話をしたかはここには記しませんが、それなりに楽しく過ごせたと思います。気を使う相手だと嫌ですからね。

 

 ところでメニューを見たところ、「お一人様セット」もありましたし、一人で食べているおじさんもいました。広島の大きな鉄板上で店員が焼いてくれる店で、ひとりでお好み焼きを食べたことがありますが、一般的にはお好み焼き屋というのは2人で自分たちで焼いて食べるもの、というイメージがありました。これは大阪や広島といった本場以外の風習だそうですね。今回は相手方の希望で店員に焼いてもらいましたが。

 

 ひとりでもOKなら、たまに一人でも食べにいこうかな、と思いました。