写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

40  4日目午後 新しく相客になったドイツ人家族と(2024年1月8日)  

 新しく相客になったドイツ人が スマホで話しかけてきますが、インターネットが通じず翻訳できません。このあたりも電波が悪いようです。

 

 電波の状態が回復したのか、翻訳が使えるようになって、私がハノイから来たと言うと、ドイツ人は 3週間前にハノイに行って、長すぎるので休憩して、この28番BINH THUAHの駅から乗ってきた、ということでした。この街に見るべきものがあるのか、よくわかりませんが、聞きそびれました。

 

 自分は一人でも大変なのに、小さい子供を連れて、西洋人がアジアの国を旅行しているわけですから、よほど旅慣れているのだろうかと思ってしまいます。何をしている人なのか聞きませんでしたが、家族連れで3週間も旅行できるというご身分なのですから、相当の金持ちなのでしょう。

 

 15時頃、山手のバナナ畑を通ります。ずいぶん長い旅ですが、あと3時間でサイゴンホーチミンに着いてしまいます。名残惜しいなあ、と思ってしまいます。

 

 もう30時間以上乗っているのですが、降りたいとは思いません。やっぱり汽車旅が好きなんだなと思います。15時45分頃、ドイツ人からゼリーをもらいます。日本でも見かけたことがある、HARIBOという菓子です。

 

 多少、列車は遅れたり、早着したりしますが、だいたい時刻表通り、順調に走っています。

 

 今度はドイツ人が子供に野菜を食べさせています。どういう旅のスタイルをしているのか興味があります。

 

 北部に比べて南部は大きい川が少ない気がします。16時50分頃、列車は小さい駅で止まってしまいました。でも運転停車だったようで、すぐ出発しました。相客のドイツ人がまたピーナッツをくれます。