写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

38  中華料理とネパールカレー

    ここ数日、アイヌ料理店がなかったとか、ベトナム料理店に行った、ということを書いています。もうずっと海外旅行に出かけていませんから、海外の料理もご無沙汰なわけです。ということで、昨日書いたベトナム料理店が近所にできたことをきっかけに、あちこち世界の料理でも食べ歩こうか、と思ったわけです。

 

 そうは言っても庶民ですし、酒を飲み歩く人ではありませんから、定食系がよいわけです。ひとりでフランス料理などを食べても落ち着きません。イタリアンであればもう少しカジュアルですが、考えてみれば私はイタリアンレストランに入った覚えがほとんどありません。私は麺類では食事をした気にならない人なので、ラーメン屋やパスタ系では今ひとつ満足できないのですね。

 

 その割にそば屋はよく行きますし、夏場の食欲のないときはうどん屋にも行きます。ということはそうでもないのかも。まあとにかく本題から外れますから、世界の料理の話。私の場合、欧米系の料理を食べるときは「洋食」店に行ってしまいますね。だからイタリアンに行かないのでしょうか?

 

 まずは出発点として地元がよいかと思い、アイヌ料理店に行こうと思ったのですが、先日書いたように、これ、という店がなく、中国人経営の中華料理店に行きました。これは結構あちこちにあると思いますが、うちの近所にはありません。日本人経営の「町中華」が少し離れたところにあるだけです。今回いったのは札幌中心部の店。ここで「鶏の黒甘酢あんかけ定食」を食べました。札幌の場合、中華の店を経営している中国人は北方系の人が多いようで、「中国北方の味」などと書いてあったり、北部の地名を冠した店名が目立ちます。

 

 ウェートレスは中国人だったようで、料理を厨房に伝えるときは中国語、支払いの時に「謝謝」と言われましたが、その程度。私は中華料理が好きで、中国人経営の店にもよく行くので、おいしかったのですが、正直なところ、特に珍しくありません。 

 

 そして翌日、昨日書いたベトナム料理店に行った日の夕方、調子づいて今度は少し離れたところにあるネパールカレーの店に行きました。ここも数度行ったことがあります。最近ネパール人のやっているカレー店が増殖中ですね。ここもその一軒です。

 

 ここは少し高くて、1000円以下で食べられるものがほとんどありません。もう少しチープであればいいのですが。店の飾り付けはインドかネパール風なのですが、テレビがついていてよりによって笑点」をやっているので興ざめ。一気に日本ムードです。ベトナム料理店も中華料理店も地元の歌を流していることが多いので、インド音楽でも流していればいいのに、と思います。

 

 チキンマサラカレーというものを食べました。この店は何度か行っているので味は大丈夫です。ですが、辛口を頼んだものの、辛さの面ではマイルドで辛い物好きの私としては今ひとつです。大辛を注文すればよかったか、と思います。ライスかナンが選択できるのですが、もちろん「ナン」の方を注文しますが、インドでは「ナン」はさほどメジャーではないそうですね。

 

 この他に思いつく世界の料理といえば韓国料理・タイ料理・ロシア料理といったところがありますね。韓国料理は焼肉系の店が多く、また、ひとりで行きにくく、値段も張ります。韓国に行くと必ず食べる「カルビタン」の専門店が日本にほとんどないのが残念で、また不思議です。あれを食べたいのですが。もっとも、最近は地下街などにも一般的な韓国料理店があり、ここではよく冷麺やビビンバを食べます。

 

 タイ料理は札幌の地下街にありますが、ロシア料理が意外と難関です。札幌でも2~3軒しかなく、結構遠いところです。タイ料理とロシア料理店のことは以前行ったときのことをこのブログにも書いたと思います。日本国内ですが、沖縄料理も独特ですね。昔は札幌駅の地下街に店があってよく行きましたが、なくなってからは食べていません。札幌近辺に何軒かあるようですが、居酒屋風のところが多いようで、私には敷居が高いのです。定食系の店があればいいのですが。