写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

37  近所にベトナム料理店ができた

     先日、近所にベトナム料理店ができていることに気づきました。タイ料理はタイに行ってからおなじみになり、札幌駅地下の食堂でときどき食べるようになりましたが、ベトナム料理って食べたことありません。近所ですし、一度行ってみようと思いました。

 

 北海道ではベトナム料理店自体が少ないので、珍しい存在ですね。 ということで先週の日曜日、そのベトナム料理店に行ってきました

 

 この地区、近くは飲み屋街で、居酒屋や焼き肉店はあるのですが、一般の食堂は行けない距離ではないものの、少し遠いです。引っ越してから近所に「トロピカルフレンチ」と食堂ができましたが、前者は品数も少ないし、日曜休業ということで2回ぐらい行っただけ、後者もついつい普段の買い物を多くしてしまうこともあって、なかなか行けません。ベトナム料理店は気になっていたので土日に料理をつくらなくてもいいように買い物を調整して行きました。

 

 最初11時に行ったら12時からということで出直し。12時過ぎに行ったら先客のカップルが1組いました。どうも居住空間を改装して店にしたようで、かなり狭いです。店員はベトナム人の若い男女でした。夫婦か姉弟といったところでしょうか?先客の話を聞いているとどうも日本語ではありません。ベトナム人のよう。その後2組ほど入ってきて、2人組とひとり客でしたが、ひとり客の方はやはり日本語ではない言葉で店員と話をしていましたから、ベトナム人だったのでしょうか?

 

 さてベトナム料理なるものを食べるのは初体験です。食べログかなんかのサイトにメニューが載っていて、すべてのメニューが1000円以内だったので、これなら行ってもいいかな、と思い、行ったのですが、「フォー」という麺を聞いたことがあるだけです。私は麺系よりご飯系が基本的に好きなのですが、まずは無難に牛肉のフォーを頼みました。

 

 水代わりに出てきたのが緑色の液体。甘くないジュースのようなお茶のような、でもお茶よりきれいな緑色です。あえて言えば、タイで空港に行く列車に乗ったときに車内販売で売っていた飲み物に近いかも、というところ。早速異国感満載です。そしてフォー。米の麺ですね。横に野菜類を載せた皿が付いてきました。若い男の店員がたどたどしい日本語で「食べ方わかりますか?」といいます。「もやしとちしゃともうひとつの野菜を入れて食べる」「牛肉は横にある茶色いドロドロした調味料を小皿に入れて汁から出してつけて食べる」そうです。そうやってみました。

 

 フォー自体はおそらく牛肉だしで、あっさりした味わい。麺もおいしく、これならリピもありかな、というところです。ただ、名前のわからない葉物野菜がなかなか強烈。これが東南アジア感を出しています。普通に食べるならない方がいいですが、東南アジア感を楽しみにやってきたのでもちろん入れます。パクチーではなく、もっと大きな葉です。あとで調べて見たら「オリエンタルバジル」のようでした。

 

 この葉が好き嫌いの分かれるところでしょうが、それ以外はあっさりしていて日本人でも食べられそう。うどんとあっさり系ラーメンの中間かなあ、という味でした。汁は台湾の牛肉麺を少しあっさりさせた感じかも知れません。

 

 近所ですし、ほとんど1000円以内、日曜営業なので、1~2ヶ月に一回ぐらいなら行ってもいいかな、と思いました。というより、家から最寄りの食堂のひとつなので、仕事で遅くなったり疲れたときに行かざるを得なくなるかも知れません。汁なし米麺(ブンというらしい)やご飯系、パン系もありました。いろいろ食べ比べることもできそうです。

 

 ニトリップ感がありましたし、なかなかでした。