写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

40  焼肉屋で冷麺&ビビンバハーフセットを食べる

 このところ海外に行けないのと、近所にベトナム料理店ができたことがきっかけになり、世界の料理食べ歩きを実施しています。といっても勤め人の庶民なので、週末のランチ中心になってしまいますが。これまでの記事で、現地人のやっている中華料理、ベトナム料理、ネパールカレー、トロピカルフレンチと制覇していきました。今回は韓国料理です。

 

 とは言っても、意外と韓国料理専門店を見つけるのは難しいものです。大阪あたりだと、鶴橋に行けば在日系の人がやっている店があるでしょうが、ここ北海道では焼肉屋でついでに韓国料理を出しているというケースが多く、また、日本人経営の店が多いでしょう。

 

 中華料理もそうですが、現地系かどうかの見分けも付きません。実はその前の週に札幌中心街の韓国料理店に行こうと思ったのですが、混雑している上に値段も1000円超えで、断念しました。韓国の現地でもそうなのですが、韓国料理というのはひとり者には結構敷居が高いのです。

 

 焼肉屋はあちこちにありますが、これまたひとり者で酒を飲まない人間にとっては敷居が高いものです。ですが通勤途中に見かける焼肉屋がランチのセットを1000円以内で出している看板を出しているのを見かけてから、今度の週末はここにしようか、ということで、自宅からは少し離れていますが、ここに行ってみることにしました。

 

 ということで、本格的な韓国料理店ではありませんが、焼肉屋のランチを食べることにしました。冷麺&ビビンバのハーフセット850円ひとりで焼き肉屋に入ることはまずなく、昔若いときに大阪でランチにひとり焼肉をしたことがありましたが、微妙な感じでした。

 

 この店に入るのははじめてだったのですが、入ってみると、カウンター席に通されました。先客のおばさんがひとりで焼肉を焼いています。今回は看板にあった冷麺&ビビンバハーフセットを注文することにしていました。注文はタッチパネル式です。焼肉屋は追加注文が多いので、タッチパネル式になってるのでしょう。

 

 注文をすると、店員は「肉は焼かないのですか?」といってきました。意外とランチの焼肉定食も1000円前後でまあまあの安さです。先客のおばさんが肉を焼いていたし、今度はひとり焼肉に挑戦しようかな、と思いました。

 

 さて、肝心の冷麺&ビビンバハーフセットですが、ビビンバはまずくはないけど、こんあもんかなあ、という感じ。やはり石焼ビビンバの方がおいしいですよね。以前札幌の地下街の店でよく石焼きビビンバ&冷麺セットを食べていたのですが、値上がりしたうえにしばらくしてなくなってしまい、それ以来ご無沙汰になっています。

 

 冷麺は自宅で作ってもなかなかおいしく作れないので、おいしかったのですが、日本でおなじみのいわゆる盛岡冷麺です。韓国で冷麺を食べると、もっと細くてそばが入っているらしく、黒っぽいです。盛岡冷麺は白いですね。韓国料理を食べに行ったと言うより、盛岡の冷麺を食べに行ったという感じでした。

 

 冷麺ビビンバセットという組み合わせをはじめて食べたのは、盛岡駅のレストラン街でしたが、韓国、というか朝鮮半島では冷麺は平壌名物、ビビンバは全州名物ということになっていて、日本ではおなじみですが、よく考えたら妙な取り合わせなのかも知れません。

 

 まあそれでもいいです。一応、韓国料理を食べた、ということでカウントします。今度はひとり焼肉に挑戦するため訪れてみたい店でした。焼肉を食べていないのにガムをくれました。ロッテのガムでした。ロッテも在日系ですが、以前に韓国の「ヘテ」のガムを出す店に行ったことがあります。そっちの方が面白いですね。

 

 世界の料理食べ歩きシリーズ、札幌近辺で何カ国ぐらいの料理が食べられるのかわかりませんが、このブログのネタ切れ対策もあり、もうしばらく続けてみたいと思っています。