写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

76  インドカレー店でランチ

    今日は今の職場に転勤してから初めての出張でした。コロナ禍でずっと出張らしきものがなかったのです。ただ、私は知らない人に会うのが苦手ですから、気乗りのしない出張でした。実際、出張の案件は憂鬱になるものでした。昨日の記事でも職場の人間関係のトラブルを書きましたが、こういう用件も嫌なものです。

 

 ということで、全く気乗りのしない出張でしたが、いつもの職場を離れるわけですから、昼食を外で食べることになります。バスで駅に行って、乗り換えをするのですが、その乗り換え駅の近くで昼食を食べることにします。それだけが出張の楽しみでしょうか。

 

 とは言っても、用件の時間に間に合わせないと行けませんから、時間が限られています。駅周辺を見ると、インドカレーとイタリアン、という妙な組み合わせの店がありました。

 

 入ってみると、何のことはない、インドカレー店で、店内にはカレーのにおいが充満していました。最近インドカレー店が増殖しているので差異化するためパスタもやっている、というだけの店のようでした。しかしこのにおいではパスタを食べる気にはならないでしょう。

 

 店員は日本人の女性でしたが、調理場はインド人(ネパール人かも知れない)でした。

 

 あまり時間がありませんから、ランチのチキンカレーのセットにします。私は辛いのが好きなので、「辛口」にしました。

 

 しばらくしてやってきました。2種類のカレーとライスとナンが金属器に載って出てきました。味は悪くありません。ただ、近所にもう一軒あるインドカレー店と大差ありません。今回入った店の方が少し値段も安くてカレーも2種類、ナンとライスの両方がつくのでお得かな、という程度でした。ただ、その2種類も入っている野菜が若干違っているくらいで、味の差は感じませんでした。

 

 さっさと食べて出張先に向かいましたが、それにしても最近インドカレー店が増殖しているなあ、と思います。ネット記事で、この手のインドカレー店、というか実際はネパール人がやっているそうなのですが、儲からなくても就労ビザのブローカー的なことをやっているので食っていけるのだ、という話を読んだことがあります。この店やその近所の店がそうなのかはわかりませんが。

 

 15年ほど前、札幌の北大近くにやたらに中国人経営の中華料理店ができて食べ比べたことがありましたが、味の差はほとんどありませんでした。最近はそれがネパール人に変わってきているのかな、という印象を持ちました。