香港に着いてからうまくいかないことが多く、へこんでいたのですが、亀ゼリーを食べて飲茶をしたので気分が落ち着き、香港の印象も好転しました。食べ物で満足することは大事ですね。
さて、満足してもう一度ホテルに向かいますが、まだ19時半。行ってみるとまだ扉は閉まっています。ホテルのあるビルに入り、エレベーターに乗って8階に上がり、しばらく入り口前で待っていると、人がエレベーターから出てきました。この人が管理人かな、と思ったのですが、8階の向かいの部屋は一般住宅のようで、そちらに入ってしまい、私は無視されます。がっかり。
しかし19時40分頃、おじさんが来て「ジャパン?」と聞かれます。するとこの人が管理人だったようで、ようやく中に入れました。助かった、という心境です。
カードキーを渡されるのですが、このカードキーが玄関と部屋の両方のキーでした。このホテル、なんとフロントは基本無人で、到着時刻を聞いてそのときにカードキーを渡しておしまい、あとはオートロック、というスタイルのようです。
こんなホテル初めてで面食らいました。このシステムをわかっていれば到着時間を早めにいっておくべきでした。
ホテルの問題が解決して、ようやく落ち着きましたが、 今回の旅行で一番高いホテル(といっても6000円ほどですが)なのに、古いし、なにしろ一番部屋が狭く、ベッドが部屋の大部分を占有しています。シャワーつきトイレも小さいのですが、まあ想定内ですし、このいかにもせせこましいのが香港らしいというか、まあこの狭さも香港情緒のうちか、とも思います。冷房は日立製でした。