写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

57  5日目午後 ドンムアンのホテルにたどりつく(2023年8月4日)

 さて、ドンムアンの街、というか、緑豊かな住宅街を結構歩きましたが、とにかくスマホのおかげで迷わずホテルにたどり着きました。住宅街の中にあります。ちなみに、B-your home Hotel Donmueang Airport Bangkokという名前。ホテルには3時半頃着きました。フロントの人は色が黒くて、メガネをかけたタイ人の若い男性です。愛想はいいのですが、この人に宿泊予約の紙を見せると、500バーツ出すように、と英語で言われます。

 

 追加料金なのか、ワンとかツーとか言われるのですが、言っていることがよくわかりません。タイ人の英語はわかりにくいなという印象です。この500バーツ、追加料金なのか預り金なのかよく分かりませんでした。英語ができないとこういうときに困ります。 

 

 それでもその金を払い、案内係に連れられて部屋に向かいます。案内係がいたのはこのホテルだけでした。このホテルは二棟建てで、フロントとは違う、もう一方の建物に入ってエレベーターに乗ります。

 

 このホテルの部屋は2406号室でしたが、部屋に入ると、今までのホテルで一番部屋が広く、明るいのです。これで2泊6000円くらい、1454バーツでした。香港の狭いホテルの半額ですが、断然こちらが広いし、きれいで、全然違います。ホテル代が高くなる週末の金・土曜にタイに滞在することにしたのは正解だったようです。ただ、その分、場所は空港近くとはいえ郊外で、空港からでも徒歩30分かかって不便な立地ですが。

 

 香港の狭くて高いホテルの後に妙にいい部屋に案内されたので、何か事情があってアップグレードされ、500バーツ追加料金を取られたのか、それとも京都やウラジオストクのホテルで預かり金を求められたことがあったので、それなのかなあ、といぶかしく思います。でもウラジオストクの時は払った段階で預かり金であることがわかっていましたので、あのときはどうしてわかったのかなあ、とモヤモヤします。

 

 テレビのつけ方がわからず、フロントに行って、使い方を教えてもらうことにします。そのついでに、一応ホテルをひととおり見物します。中級ホテルですが、中の上といった感じで、エレベーターはシースルーエレベーターですし、最上階の6階には小規模ながらプールやフィットネスがありました。このホテルは2棟建てなのですが、6階で繋がっています。この階にはレストランカフェもありました。今回の旅行でこのホテルがダントツで安いのに一番豪華です。
 
 エレベーターはカードキーをかざさないと動かない仕組みで、少々わずわらしかったのですが、下に降りてフロントでテレビが映らないというと、ホテルの下働きらしき男性がやってきて、テレビのつけ方を教えてくれました。

 

 ただ、テレビが見られるようになったのはいいのですが、韓国や香港と違って、タイ語の場合、字幕が読めず、何をやっているのかさっぱりわかりません。冬にタイ語講座を受講したのに、全く役に立ちませんでした

 

 独学でやってみた広東語の場合は、結局やはり全く分かりませんでしたが、「ありがとう」にあたる「多謝(ドーチェ)」だけは通じたようでした。ところが、タイ語の場合、「ありがとう」にあたる「コップンクラップ」という言葉すらも通じていないようでした。あーあ、です。