写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

63  6日目朝 ドンムアン朝の散歩(2023年8月5日)

 では6日目、8月5日(土)、タイ滞在での一日の話を始めます。

 

 さて土曜日です。ホテル料金が高くなる土日に物価の安いタイに滞在するのは結果的にですが、なかなか利口だったと思います。

 

 昨日フロントで チェックインする時に、なぜ500バーツ払わされたのか気になってしかたがありません。英語の説明があったのですが、内容がわからなかったのでモヤモヤしています。 そこで、スマホの翻訳機能を使って、タイ語で、あの500パーツはいったい何だったのか、英語の説明がよくわからなかったので教えてほしい、と翻訳して持って行きました。

 

 すると、応対したのは昨日の係員ではなく女性の係員でしたが、預り金である、いうことがわかりました。ウラジオストクや京都のホテルでも、同じような預かり金のシステムがありましたから、時々このような預かり金を取るホテルがあるようです。やはり翻訳機能は便利です。 

 

 さて、500バーツの謎がスッキリしたことでもあり、朝の散歩に出かけます。朝6時半ごろです。といっても周囲はドンムアンの住宅街です。ホテルから先の道は行き止まりでした。仕方がないので戻ります。

 

 道すがら、オレンジ色の袈裟を着たお坊さんの托鉢姿を見かけました。老婆がものを捧げ、お経を上げてもらいます。敬虔な仏教国だなと思います。こういう姿を見ると、異国に来ているのだな、という感慨を催します。

 

    ホテルの前にはバイクタクシーの運転手がいて、声をかけてきます。そこで、からかい半分に、またスマホの翻訳機能を使って、この辺りを10バーツで回れないか、と、聞いてみます。運転手は、100バーツ出さないとダメだと言います。こちらは あまり時間をかけて町を案内されても困るので、ホテルの周りを一周する程度、バイクタクシー体験程度でいいのですが、向こうは10バーツでは乗せたくないようです。それで、市場なんかも案内してあげるよ、と、タイ語でしゃべり、音声機能で翻訳し 私に見せます。

 

 結局商談不成立でしたが、お互い自国語でスマホに話しかけ、それを日本語やタイ語に翻訳して、かなり突っ込んだ会話ができました。スマホの翻訳機能は面白いなと思います。商談不成立でしたが、これが今回一番突っ込んだ話ができた場面でした。バイクタクシーの言い値の相場もだいたいこれで分かりました。