写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

58  5日目夕方 レッドラインと地下鉄でバンコク市内中心部へ向かう(2023年8月4日)

   さて、ホテルに着きましたが、まだ明るいですから外に出ます。とりあえず、さっき通ったドンムアンの街を突き抜け、空港ビルまで行きます。また陸橋を渡り、くねくねした道を下って空港ビルに入ります。

 

 空港ビルの北端から入るのですが、新しくできたドンムアンの高架駅は、空港ビルの南端にあるのです。空港ビルを端から端まで歩かなければいけない羽目に陥り、結局40分かかりました。

 

 新しいドンムアン駅は2階が長距離線、3階がレッドラインという新しく開通した短距離の電車線です。地上の旧線は廃止になってしまったようです。新しくバンコクの中心駅になったバーンスー駅まで33バーツでした。自販機で切符を買うと、切符ではなく、プラスチックのコインが出てきました。

 

 ちなみに旧線時代、3年半前はバーンスー駅の先のファランポーン駅まで行ったのにわずか5バーツという記録が残っていました。新線になって料金が6倍以上になったわけです。

 

  新ドンムアン駅は、設備面ではまだ不備が多く、電光掲示板や時刻表、売店等、ホームには何もありませんでした。やってきたレッドラインの電車(日本製らしい)に乗って、バーンスー駅まで15分ほどです。以前、地上線を走っていた頃は、南洋的な木々が見え、スラム街のような家々も見えましたが、今回、高架線から外を見ると、日本の郊外のような風景です。韓国や香港の未来都市的な光景ではないので、むしろホッとしますが、でも 日本と代わり映えしない景色の中を走っているようで面白くありません。3年半で変わってしまったのか、目線が違うと見える景色が違うのか。終点のバーンスー駅もできたばかりですが殺風景な駅でした。

 

 ここで地下鉄に乗り換えます。BL11という記号がついている地下鉄のバーンスー駅に行き、ブルーラインに乗り換えます。3年半の間にこちらも当時は未完成だった環状線が完成していました。タイもどんどん発展していきます。

 

 もとの中心駅だったファランポーン駅まで43バーツ環状線なので遠回りになってしまいます。この駅はBL28という記号がついていました。ちなみに、バンコクの地下鉄は座席を取り外している車両があります。