ようやく香港のホテルの中に入れ、ホッとしています。
ホテルから下を眺めると夜なのに人の行き来が結構あり、昔、香港の狭い部屋で一日中人の行き来を眺めて、熱帯魚でも飼って暮らしたい、という変な憧れをもっていたことを思い出します。この部屋、狭すぎて熱帯魚の水槽は入る余地がないものの、下は金魚屋街ですし、イメージしていた香港に近いことは間違いありません。
スマホの充電をするため、変換プラグを付け替えます。国ごとにプラグの形が違うので、あれこれ組み合わせてようやく充電成功。
テレビをつけます。フェンシングの試合をやっています。人気があるのでしょうか?ニュース番組がなかなか見つかりません。RTHKという局(ここは公営らしい)の天気予報は、アンドロイドというのか、人工キャラクターが予報を読み上げる、というものでした。あと、福島の魚の問題をやっている番組も見かけました。
このビルの出口の隣がセブンイレブンです。比較のため早速行ってみます。面積は日本はもちろん、韓国と比べてもかなり小さいです。超小型店。お菓子は日本のものが多いです。そこはハングル一色の韓国とは全く違います。「生茶」などもありましたが高いです。酒は日本酒と韓国焼酎が多く、香港独自の酒はないのか、と思ってしまいます。韓国で飲んだ「眞露」とまったく同じものがありましたが、こちらでは500円ほど。ソウルの倍ぐらいの値段になっています。もちろん買いません。結局、酒類で断然安かったのがチリワインの小瓶で10ドル。200円ですね。これを買うことにします。
戻ってニュースを見ます。無線新聞台という局のようです。日本に留学して香港独立的な言動をして、香港に帰った後、国安法違反で逮捕されたとかいう女子学生のニュースがトップでした。この国安法による影響、観光で瞥見しただけでは感じ取ることは全く出来ませんでした。韓国は暑さのニュースばかりでしたが、香港では暑さのニュースはなく、むしろヘッドラインに日本と韓国の暑さの問題が流されるだけでした。