写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

67  7日目夜 鹿児島市電夜の乗りつぶし(2024年8月16日)

 ここまで来たら、鹿児島の市電乗りつぶしをしてみたい、と思うようになりました。ですが夜で外は見えません。無意味かなあ、と思いましたが、後で乗っておけばよかった、と思うのも嫌なので、無意味でも夜の乗り潰しをすることにしました。

 

 高見橋から2番の電車で天文館、ここで1番電車に乗り換えて郊外の終点谷山、というところまで乗ります。市電ですからロングシートで昼間でも外が見にくいものですが、夜なのでほとんどよくわかりません。隣の若い女性が座席で寝ていて時々体が当たるので少々不快ですが、こちらは遊びで鹿児島に来ているのに、この人は一日働いて疲れてるんだろう、と思います。文句は言えないですね。

 

 夜8時過ぎなのに、終点まで結構な乗客がいました。終点の谷山付近の線路は朝に指宿枕崎線に乗ったとき、窓から見えて、専用軌道になっていることを確認しています。どこで道路上の併用軌道から専用軌道になるのだろう、と思っていたのですが、行きは混雑していて確認できませんでした。

 

 谷山の電停は駅舎があります。ミルク入りコーヒーを自販機で買って120円。20時25分発の電車で引き返します。外は暗いのですが、客が少ないのでなんとか窓から暗い外を眺めることができます。どこで専用軌道から併用軌道に入るのだろう、と目をこらして眺めていました。

 

 すると、どうやら「涙橋」という電停を過ぎたところで併用軌道に入ったようです。郡元という電停で2号線に乗り換え。乗り換えます。今度は新型の低床車でした。客はそこそこ乗っており、窓の外はよく見えません。車内に鹿児島名物の氷菓子「白くま」の広告があり、妙に食べたくなりました。

 

 鹿児島中央駅を過ぎてホテル最寄り、次の高見橋電停で降ります。一応、これで鹿児島市電全線に乗ったことになりますが、意味のある行為だったかどうか、微妙ですね。